【わたモテ】もこっちはなぜゆりに「GOTH」を薦めたか?実際に読んでみた

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わたモテの最新話、喪136はもこっちが修学旅行組にマンガを薦める話。

そこでもこっちはゆりに乙一著の「GOTH」というマンガを薦めました。

「GOTH」はゆうちゃんやまこっち、吉田さんが回し読みしてみんな感動していた「しあわせな猫」がゆりにとってはつまらない作品だろうと感じていたもこっちが先回りして持ってきたマンガなんですが、ここで疑問がふつふつと湧いてきたんですね。

なんでもこっちはゆりに「GOTH」を薦めてきたか??

それを知るために私も実際に書店に行き「GOTH」を買ってきました!

ちなみに、マンガ版は在庫切れだったので文庫版を選んでいます。

値段は税込で単行本は1620円、文庫版は475円~515円ほど。

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GOTHはどんな話なのか?

GOTHはどんな話なのか、まずはこちらを紹介していきます。

主人公でもある「僕」と「森野」は人間の暗黒面に興味を持つ高校生。

テレビのニュースで残忍な殺人事件が起きると新聞記事を集め、その現場に行ったり犯行の様子を見たくなったりする、そんな趣味を持ってます。

短編集の連続なんですが、毎回奇妙な巡り合いで事件に巻き込まれていくことになる、そんなお話。

各話を読んでみた

それでは各話を実際に読んでいくことにしましょう。

「夜の章」が前編、「僕の章」が後編となってます。

※どちらがどちらなのか一瞬こんがらがって、間違って逆に読もうとしてました。

ネタバレは書きませんので、知りたい方はこの記事をご覧ください。

暗黒系

森野夜は行きつけの喫茶店で黒い手帳を拾った。

その手帳には女性がさらわれ、殺され、遺体がバラバラになっていく様子が克明に記されていた。

報道で騒がれている殺人事件。

もしかすると殺人犯のものでは?と推測した僕と森野は、手帳に描かれていてまだ表沙汰になっていない被害者がいる現場へと向かうことにした・・・

近所から毎週水曜と土曜に飼い犬が消える・・・

その事件について調べていた僕は、ついに犯行現場をつきとめた。

この話は事件を調べる「僕」視点と事件を起こす「私」視点が交互に描かれてます。

記憶

森野夜は睡眠不足になるとロープやコードを首に巻きつけて首吊り自殺ごっこをして眠るくせがあった。

今回もその睡眠不足状態になり、改めてホームセンターでロープを買いに行くことに。

そこで夜には双子の妹「夕」がいて、妹は小2のときに納屋で首吊り自殺をしてしまったことを僕は聞かされる・・・

リストカット事件

小学校の頃から他人の手首を斬ることに興味を持った化学教師、篠原。

人形だけでは済まず、犬や猫、果ては赤ん坊にまで及ぶことに。

そして最近、手首だけが暗闇で切り取られるリストカット事件が立て続けに起きた。

その事件について調べていた僕は犯人をつきとめることができた。

そこで僕は、ある計画を実行することにした。

犯人にばれないように用意周到に準備をしたものの、長い髪を残してしまった

大ぽかをしてしまったかと思いきや・・・

人を生きたまま棺に入れて埋葬するのにとりつかれた男、佐伯。

一人目の犠牲者は近所に住む少年コウスケ。

二人目に棺に入れられたのは森野夜と生徒手帳に書かれた少女だった・・・

7年前に廃病院で北沢博子は殺された・・・

妹、北沢成海は犯人を名乗る少年から姉の声が録音されたカセットテープを受け取った。

そのテープに入っていたメッセージとは・・・

もこっちはなんでゆりにGOTHを薦めたか?

ついついわたモテを離れてこの作品自体を楽しんでしまいいましたが、なぜもこっちはゆりにGOTHを薦めたかについても考えていきます。

ゆりは見かけによらずグロが好きともこっちは考えた・・・なんてことは絶対にないでしょう。

遊園地の絶叫マシーンに乗れないゆりが、ホラー要素も多く含まれるGOTHをグロ描写目的で面白がる理由は全くないです。

まずは、話の結末に注目してみます。

結末ですが、どの話も感動一切なし!!

お涙頂戴な展開になることは全くありません。

あるのは、そうきたか!と思えてしまう大どんでん返しのトリックたち。

そして登場人物の「僕」「森野」に着目してみます。

「僕」と「森野」はどっちも人間の暗黒面に興味を持ち、実際に現場にまで行く2人。

裏表紙には「悪趣味」なんて書かれていますが、それは全く興味がない側の人間から見たら悪趣味、どっかネジが抜けているように見えるだけで、両者にとってはごく普通の趣味ですね。

それが原因なのか周りからは孤立しがちな存在。

でも、「僕」は周りの人間が興味を持ちそうな会話ネタも仕入れてうまく立ち回っているのに対し、「森野」は「僕」以外の他人と会話をすること自体が稀。

ここで根本的に両者が正反対なのが分かります。

でも、特にお互い相手のことを理解しようとする描写はほとんどなし!

「大多数が感動する作品も人によってはつまらないと感じることなんてよくあること、それでもうまくやっていけてるなら、みんなのことなんて無理してわかろうとしなくてもいいんじゃね?」ともこっちはゆりにメッセージを伝えたかったのではないかと考えています。

あと、「僕」は森野と話すときだけは演技をせずに話しているような描写がありました。

それは普段僕が周りの人と話すときは演技をしていることを森野に見抜かれたからなんですが、これはもこっちはゆりにもっと思っていることを素直に話していいよと伝えていますね。

ただ、森野には手首にリストカット跡があるのに対し、ゆりはリストカットをする子ではないですし、特に人間の暗黒面に興味を持つことはないでしょうから、絶対に合うことがない点も多々ありますね。

いずれにせよ、もこっちはゆりに「もっと素直に近づいてこいよ」というメッセージを伝えたかったのではないでしょうか。

(ネモクロ呼びになった直後、「ねぇ」と呼ぶもこっちにゆりは「私の名前、ねぇじゃないけど・・・」と告げてきたんですが、そうではなく、「ゆりって呼んでほしい」って言ってきてほしかったのではないかと)

おまけ:ネモは絶対に読めない作品

最後にネモはこの作品を読めるのか??といった点も。

ネモは確実にそのマンガを見たいと言ってくるはずですが、「戦う」「人が死ぬ」作品は全部嫌いなネモにとって、この作品は絶対に見られないでしょう。

全話人が死んでますからね。

その死に方とその描写があまりにもグロテスクすぎて想像しただけで本を間違いなく閉じたくなるはず。

それに、バトルシーンもそれなりにあったりします(バトルものではないけど、犯人と対決するシーンがある)。

ミステリー好きな人にとってはぜひ読んでほしい作品

実際問題、わたモテを抜きにしてもいいのでミステリーもの好きな人にとってはぜひ読んでほしい作品ですね。

グロ描写はあるものの、主人公に危害を加える人間が皆無だったり(主人公補正か?)とそこまで展開がおどろおどろしいものではないので安心してサックリと読める内容ですから。

ネタバレ結末がここで書きづらいのが非常につい!つらすぎる!!

謎解きのヒントを与えたかったのに・・・

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