【あかねさす少女】第11話感想:明日架は黄昏の使者についていくことにした・・・

あかねさす少女第11話「優等生」が放映、配信されましたので感想を書いていきます。

第10話、明日架の弟きょうちゃんのことで意見が不一致してギクシャクした明日架と優。

「明日架は本音を話したことがない」優に対して「いつでも本当のことを言っている」明日架。

そしてラストシーン、明日架がいる海岸に突如として黄昏の使者なる人物が現れ・・・

とかいう非常に今後が気になる内容だったんですが、果たしてこの黄昏の使者、さらに親玉の黄昏の王の正体は一体誰なのよというのが読めない点でもあります。

第11話はどんな内容になっているのか、見ていくよ!

橘田先生(クラッター)とエロユウと黄昏の使者が同時進行さあ第11話、前半は非常に不気味な展開ですよ。

今回、11話は3つのやりとりがごった煮のように同時展開して入り混じっている、そんなエピソードになってました。

感想とともに1つずつ読み解いていきましょう。


まずはクラッターになってしまった橘田先生。

橘田先生のもとへはクラッター反応を見た奈々、クロエ、みあの3人が向かうわけですが、やはり彼は屋上にいました、屋上でラヂ研の面々が来るのを待ち構えていたかのように・・・

クモみたいな生物に姿を変え、3人が変身詠唱中に攻撃してくる特撮で1作品に1回はあるひねくれ、ひきょう者の行動をそのままなぞるんですが、この先生は幻覚を生み、まあ~とにかく理論でチクチクぶっ刺してきます。

3人がイコライザーになった決め手となった心の内が収録されているテープを再生したかと思えば・・・

クロエには「一生孤独で生きていく」

みあには「男社会が強い日本でヒーローになんかなれっこない」

奈々には「再婚した母親のように欲望のままに男を渡り歩く」

と理論で3人の心の内をとにかく真っ向から否定してテープを破壊します。

・・・って、それを教師が言うんかい!

とはいっても今の橘田先生は教師ではなく、暗黒面が強調された人のようなものですからふだんは教壇の前で生徒に夢、目標、友人たちについて語る一方で、職員室に戻ればずっとその夢は叶いっこない、どうせ君たちも世の中の波にただそのまま飲まれていく、ほんのちっぽけな存在なんだということばかりを考えていたんでしょうね。

だが言えない、そんな夢や可能性を教え子らに壊すことは言えない職業に就いている限りそんなことは言えない・・・

確かに、実世界を現実を素直に見るとどれも本当のことなんだけど決して言えない・・・


でも先生には致命的な弱点があった、それは・・・彼女とのプロポーズをしたくても、こわくてできなかったこと!!

女性の側もデートの最後に演出していたんじゃないの?

プロポーズの場を!!

ですが先生はその後の自分の人生がどうなるのかを考えると、こわくてできなかった・・・

環境の変化を恐れていた・・・

その感情をうまく生徒の夢を打ち消す発言をする教師の負の面としておとしこんでくれています。

自分を含めた環境の変化を恐れるのは誰しも思うことですからね。

なぜか?教科書や参考書に書かれているような結論や前例が全くないからですね。

ですが橘田先生はその弱点が仇となり、精神攻撃が中途半端に終ってしまった結果、先生の攻撃をサラリとかわして成長した3人にあっさりと倒されるなんとも面白い結果になりました。

これが大学卒業後すぐに教員になった人物の悲しき性ですかね。


お次はエロユウちゃん。

公式HP、予告の一枚絵でエロユウちゃんが誰かに害虫を見るかのような軽蔑しているような視線を送る様子がありましたが、あれは優に対してだったんですね。

優のことを私界一の劣等生とかものすごい言いようだなエロユウちゃん・・・


最後、「私と同じ目に遭わないで」とつぶやいたいうことは、エロユウちゃんは自分のフラグメントで明日架と仲違いしてしまい、本当のことを何も言えぬまま何らかの理由で明日架を失ってしまったということなんでしょうね。

実はタソガレスカがエロユウちゃんのフラグメントの明日架で、彼女は優に縁を切られたことで誰の助けがないままに黄昏に誘われてしまったか、それとも亡くなってしまったか・・・

いずれにせよ明日架にぞっこんな態度を取っているのも、自分のフラグメントにおいてこうした過去があったからなんですね。

だからエロユウちゃんは優が明日架を失わせないように誘導させた・・・

ラストは黄昏の使者。

ちょっと彼女はセリフが棒読み気味なんですが、彼女の正体はやはり別なフラグメントにおいて10年前にきょうちゃんが行方不明になった明日架(以下タソガレスカ)。

タソガレスカはその後そのまま黄昏からのいざないに乗ってしまい、そちらに行ってしまったんですね。

彼女いわく、黄昏の王は自然の摂理が生んだもの。

だからシリアスカのフラグメントをよみがえらせるのは、その摂理に反することだ・・・

これは私どころか視聴者の9割が想定外だったのではないでしょうかね。

黄昏の王とは目に見えざる概念みたいなものだったのかよ!!

と同時に、大丈夫か?この作品を企画した人、新手のカルトに入信していないか?と心配でならないです。

私も12年前に宗教勧誘されたとき、レストランで面と向かってこんなこと言われましたからね。

ラジオ局が冠名になっている埼玉のとあるスタジアム近くに本部がある宗教です。

どうやらきょうちゃんが行方不明になったことで明日架には無数の可能性が生まれた、そのなかにはシリアスカのように勇敢にクラスタを行き来してきょうちゃんを探すものあれば、明日架のように自分の気持ちにウソをついて強がっていきるもの、タソガレスカのように楽になるために暗黒の道へフラフラと進んでいったもの・・・もしかすると後追いで明日架も死んでしまったフラグメントがあるかもわかりませんね。

10年経ったのにタソガレスカが幼いのは、黄昏を受け入れ感情や欲望をすべて失ったことで、精神的に幼いまま時を過ごしてきたからでしょう。

というか、タソガレスカもきょうちゃんの事件を「10年前」と言ってるということは、黄昏の中でも時間は流れているんですね・・・

私てっきり黄昏の中では時間の動きさえもずっと止まっているのかと思いましたよ。

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優と明日架の本当の気持ちVS黄昏の使者のノイジー

百合は世界を救う

今回のメインシーンはまさにここ。

いや、まさか優がイコライザーになるきっかけが明日架への「好き、大好き」とかいう素直な告白だったとは!

これは恋愛的な意味で、真の百合ということでいいんですよね??

明日架が素直に心情を吐露しない一方で、優もまた、ウソをついて優等生を演じることにした・・・

でもその関係はもう終わり、お互いに素直な気持ちを吐き出したことでイコライザー化することができた・・・

エロユウちゃんが明日架を好き好き言っていたのがまさに大大大ヒントでしたね。

彼女もやはりアスカスキーになったことでイコライザー化してデュプリケーションできるようになった人物でしたから。

優は正論をクドクドとはかずに、自分が思っていることを素直に吐き出すだけでよかったんですが、明日架が自分の気持ちに嘘を突き通していることで、そのきっかけが今までずっとつかめなかったんでしょう。

それにしても、戦闘中に優と明日架がお互いに対する想いを吐き出すとか普通の百合もの、バトルものの作品ではまず見られない光景ですよ。

ウソつきとか傲慢なんてのもやはりお互い好き同士だから言えることですよね。

他人(というかきょうちゃん)のために生きようとしている明日架に優は自分のための人生を生きていいのよと優しく諭すシーンは涙モノですね。


個人的には一連のシーンをムスッとした表情で見ることしかできないタソガレスカが印象的でしたが。

デュプリケーションになった優がつかう武器がちくわっぽいのは、やはり明日架が好きで好きでたまらないのが具現化したものなんでしょうね。

優だけカセットテープではなくディスクになっているのは、心の内を話すとながくなるために、収録できる時間が長いもののほうが都合がいいからですかね。

一方で明日架はシリアスカの形見のペンダント(イコライザー化した優が持ってたね)が生んだ剣で戦うんですが、イコライザーになっていないのに強いなお前!

ヤマタノオロチのようなノイジーの首をいくつも切り落としているよ!

そして合流してきた奈々、クロエ、みあも加わり4人のイコライザーが戦えば強いものなしですね!

いや、白熱した戦いをありがとうございました!

ちなみにタソガレスカには一箇所だけ演技ミスがあって、20:50のところの「ノイジー」のセリフが明らかに明日架の声になってました。

直前のセリフが明日架だったから混ざってしまったか。

黄昏の使者の明日架

少し上でも書いたんですが、黄昏の使者の明日架、タソガレスカについても改めて考えてみますか。

タソガレスカも明日架やシリアスカと別フラグメントながらも同じように10年前にきょうちゃんが行方不明になっています。

彼女は一人公園で音楽を聞きながら悲しんでいたところを黄昏に選ばれ、そのまま黄昏の使者としてフラグメントが消滅する瞬間に立ち会うようになりました。

奈々から友達じゃない!と言われて泣きそうになってるタソガレスカ

実は奈々から「友達じゃない!」とはっきりと言われたことで一度泣きそうになっているんですよねタソガレスカ。

それを見逃さなかった明日架。

明日架が一転してタソガレスカについていくと言うようになったのはこのシーンの直後のこと。

きっと明日架は、一瞬見せたタソガレスカの悲しげな顔を見て、きょうちゃんが行方不明になったときか、それとももっと以前からか孤独な生き方を迎えるようになってしまったこのタソガレスカのことを助けたくなった、黄昏から離そうと考えるようになったでしょうね。

タソガレスカが執拗に明日架に「私と一緒に来てほしい」と迫っていたのは、感情を失ってもその奥底では孤独に負けそうになっていて、誰かに助けてほしいと思っている、そんなサインだと考えられます。

タソガレスカにはおそらく友達がいなかったんでしょう。

その原因はきょうちゃんが行方不明だったことにあるのか、それとももっと以前にあるのか・・・

この子には奈々か優か誰からなのかは分かりませんが、何度か「友達じゃない!」と強い口調で言われてきているはず。

いずれにせよきょうちゃんが行方不明になったその悲しさを一人で受け止めるしかなかった、大切な弟が突然いなくなったことでポッカリと大穴があいてしまったタソガレスカのハート。

黄昏はそんなハートを持った子を楽にさせてあげるかわりに逃すことなく取り入れることに成功しました。

きょうちゃんは、おそらくもう1人もいないか、いるとしたら10人100人、もっと大勢いるのでは?


ラスト、明日架の笑顔を見たタソガレスカは目を見開いたということは、ここで安心した表情を見せていたんじゃないかな?

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