【ブギーポップは笑わない】第6話感想:感想がきわめて書きづらい回だった

ブギーポップは笑わない第6話「VSイマジネーター3」が放映、配信されました。

今回はきわめて感想を書きづらい!書きづらくてたまらなかった回ですね。

書きづらいために他の作品よりも執筆の優先順位が下がってしまいました。

なぜか?今回、ストーリーの大半が会話=静でもって占められていて、しかも私が思春期からとうの昔に離れている年齢だからですね。

結構思春期の話に踏み込んできているんですが、この作品の登場人物くらいの子から見たら私はすでにオッサンなために思い出せないんですよ・・・

現実、私も年齢は30も真ん中くらいです。

思春期のイタい言動について、隠したいこともたくさんありますしね。

ほら、みなさんも思春期にイキって隠し通したいこと、いろいろありますでしょう?

ですので、そもそも何度も見ないとストーリーが読めなかったこの作品の難解さがより一層加速することになっています。

これが現代のアニメ視聴者にはあんまり受け入れられていない感じなんでしょうね・・・

第6話あらすじ

予備校で机を並べて勉強をしていた宮下藤花と末真和子の元に衣川琴絵がやってくる。
かつて末真に殺されるかもしれないと相談をしたことがある木下京子から、
末真の話を聞いてやってきたという琴絵は、末真に予備校の講師であり、
琴絵の従兄である飛鳥井仁を助けて欲しいと話す。
かつてのように悩むことがなくなり、外泊が増え、服に血痕のようなシミをつけていたこともあって、
警察への相談も考えた琴絵だったが、大事になりそうで躊躇していたのだという。
話を聞いた末真は私に任せて欲しいと返すのだが…

ブギーポップは笑わないアニメ公式サイトより~
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末間和子が久しぶりに動く回

今回の視点は久しぶりの末真和子です。

久しぶりすぎて、まずは「ブギーポップは笑わない」に登場時、彼女は何をやってきたのかを思い出さなければなりません。

1話より・・・えーと、まず、末真さんは宮下籐花の友人で、そして、犯罪心理に興味を持ち、霧間誠一(以前登場した霧間凪の父親)の本を読み込んでいる子。

さらに2話より、洞察力がある子であるということがわかります。

この子が探偵みたいな立場で動くのが今回のメインですね。

末真さんは予備校に掲げられた絵を見てこの絵から作者の本質を見抜き、さらに第4話で出てきたいとこの琴絵から、その作者でもある飛鳥井仁を助けて!と依頼された、彼女もこの一連の出来事に足を踏み入れることになってしまいました。

琴絵の会話から、外泊が多くなり、ときどき結婚のような黒いシミができていることもあった、これはイマジネーターに誘導された飛鳥井仁さん、なんだかただごとじゃないことをするようになりましたね。

彼の職場へ侵入した琴絵ですが、そこで見たのは謎の儀式をする飛鳥井仁と二人の上半身裸になった女子学生になにか念のようなものを送っていること、それと床に落ちていたとある生徒の絵でした。

それにしても、この儀式、部屋の中が赤くなるのが外からも目立つなら周りの人も気味悪がると思うんですが・・・

そしてこの儀式は一体何だ?

儀式の後で女子学生の心理が変わっているので、多分飛鳥井仁が見えている相手の心の中のバラの花を直接書き換えてその子たちの不安をうちけしたのかな?

その儀式の効果は果たして永続的なのか時限的なものなのか。

思春期は多感だから飛鳥井仁はサポートはやるけどあくまでサポート程度、あとは大学進学後もこの世の中にはいろいろあっちへフラフラこっちへフラフラと悪の誘惑が多数あなたの人生に巡ってくるから、それに負けずに自分たちの力で強くなってほしいと願っている可能性もありますし、RPGでも呪文や魔法の効果は時限的なものが多いので、こちらも時限的な可能性が高いですね。

最近大学入試のセンター試験が終了しましたが、飛鳥井先生のような人間がいたらどれだけ気が楽になったか!と思っている生徒さんは毎年多そう。

自分のこれからの人生の成否すら決まるくらいの大イベントが成人する前に訪れるわけですし、大卒なんて当たり前、あとはどこの大学を出たのか、それがステータスになっている時代でもありますので失敗できない、受験のプレッシャーがどんどん大きくなってきていますからね。

末間さんが屋上で見たのは、今まさに飛び降りようとしていた織機綺の姿だった。

さあ、織機綺と末間さんとの会話、織機綺と谷口正樹との会話が交互に訪れるよ!

まずひとつ言えるのは、織機綺がずっと言っている「誰からも嫌われたくない」とか、それ絶対に無理やぞ。

誰もがそんな博愛主義の人間になれたらどんなに楽か!

でも人間、そんな器用には生きられません。

誰しも、自分のファンだったり、もしくは異性として見てくれる人間と自分に憎しみといいますか、ヘイトを持っている人間が両方とも少なからずいるんですよね。

だからといってヘイトを持っている人間を作りたくない、嫌われたくないと恐れると今度は積極的に何もできなくなります。

そして末間さんは「人々は自分が思ってる以上に常識という鎖にしばられていて、ここから抜け出すには自分が戦う必要がある」と続けます。

このエピソードについて語るにはこの作品が執筆~出版された1997年~1998年はどんな時代だったかも知る必要がありますね。

1998年と言ったらバブル景気なんてとっくの昔に崩壊していつ終わるかわからない不景気が続いていた時期、前年の1997年には消費税が3%から5%にアップ、橋本龍太郎政権での緊縮財政、山一證券や北海道拓殖銀行が破綻、アジア通貨危機が発生し東南アジアが大打撃を受け韓国がIMFの管理下に入る、これらの国に機械を輸出していた日本も相応の打撃を受けた、内需も外需も振るわなかったことから「日本列島大不況」が流行語にノミネートされる、和歌山毒物カレー事件が発生したりととにかくいつ景気の底が訪れるのか分からない暗い時代でした。

大企業ですら潰れる危機にありリストラもガンガン敢行されいつ職を失うかわからない、失わなくてもそれはそれで働いても給料がどんどん減っていってしまう、街ではコギャルブーム、ガングロブーム、街ではルーズソックスを穿きピッチを持った女子高生が闊歩していた、第三次パラパラブームが始まろうとしていた、アニメ放映数が激増し、今では大量に放映されている深夜アニメがこの年に開始された(ちなみに作画大崩壊のヤシガニ事件が起きたのもこの年)、だけれども雰囲気としては暗くどんよりとしていた、こんな時代だったからこそ、作者としては抜け出すにはいままでの常識の鎖を解き放たないといけない、ずっと受け身ではいけない、自分から行動を起こさないといけない、そんなことが言いたかったんでしょう。


「VSイマジネーター」の時間軸を推理してみる

今頃ではありますが、「VSイマジネーター」の各エピソードの時間軸を推理してみます。

今回中盤にちょぴっとだけ出てきた新刻さんが「藤花の彼に振られた」発言をしていたことから時間軸は「ブギーポップは笑わない」よりもかなり進んでいるでしょうか。

確かブギーポップは笑わないの時点では、新刻さん、まだフラレていなかったはずですからね。

いろいろこの間にイベントがあった感じかな?

末間さんは「前も」屋上から飛び降りようとした人物を見たことがあるので、そのイベントには別な人が飛び降りようとした、もしくは実際に飛び降りたかなんかがあったんでしょう。

このへんのエピソード単位での時間軸ですら進んだり戻ったりしているのもこの作品の特徴ですね。

なのでいずれは時系列をまとめる必要も出てきますね。

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