●最新話の感想記事●

【どろろ】第12話感想:国のために百鬼丸に冷酷な一言を言わないといけなかった醍醐家

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

どろろ第12話「ばんもんの巻・下」の感想です。

前回は醍醐領を訪れたどろろと百鬼丸が繁盛しているとある街にてばんもんのはなしを耳にした、ばんもんとはかつて朝倉の軍勢と戦った醍醐軍の砦の跡地であったが焼け落ちた結果残ったのがこのばんもんと呼ばれる壁一枚だったのです。

しかし、その壁にたたりが取り憑いてしまいいまでは誰も近づかない場所になってしまいました。

なお、ばんもんがある場所はかつて小さい村があったが、朝倉の軍が領地を分断した結果村を捨てる人が増え、結果廃村となっています。

百鬼丸はばんもんから鬼神の気配を感じ取った、さらに両親を朝倉に捕らわれてしまった幼子である助六と出会ったどろろと百鬼丸は鬼神を倒し、両親を助けるといいます。

一方で、前回の鬼神との戦いにおいて百鬼丸が生きていることが醍醐家に知れ渡ります。

本編中出てきた醍醐景光のかつてのお付の女性が鬼の子に怯えた結果、精神を病んでしまい一人歌を歌うシーンが印象的。

さらに、その街では鬼神を倒したのが醍醐景光であることがうたわれているのでした。

それでは第12話も見ていきます!

第12話あらすじ

我が子を鬼神に差し出した景光。奪われた身体を取り戻さんとする百鬼丸。今二人は、運命に引き寄せられるように向かい合う。

どろろアニメ公式サイトより

百鬼丸と醍醐家が対面、だが両親からの一言は重かった・・・

いよいよ百鬼丸と醍醐景光が対面するときを迎えました。

ご存知の通り、百鬼丸は醍醐景光が領地の繁栄と引き換えに体のパーツを捧げられ鬼子として捨てられ、各地に生息する鬼神を倒すことで自分の失われた体のパーツを取り戻していくことを使命としている人物。

一方で醍醐景光は、かつて天変地異や飢饉、疾病が蔓延していた領地において、子の百鬼丸を鬼神に捧げることを引き換えに再びの繁栄をもたらした人物。

しかし百鬼丸が鬼神を倒していくごとに国に少しずつ災いが戻ってきているので、なんとしてでも百鬼丸の動きを阻止しなければならない、いわば親子でありながら敵同士の関係。

百鬼丸の姿を見た景光「なぜ生きている、この生まれ損ないの鬼子めが」・・・百鬼丸にとって初めて父親から言われたのがこの言葉になるとは。

ああ、百鬼丸の耳が聞こえなければどんなによかったか!

そんな百鬼丸の事実を知ってしまった多宝丸は父親の景光を問い詰めるも、景光からは一蹴されてしまいます。

領主にとって、自分のとこの領地が繁栄し、貧にあえいでいた民が豊かになることこそが喜びであり、そして周りの国を討ち取り、自分の領地を広げていくことこそが野望なのです。

その野望のためには子を鬼に捧げることすら躊躇しない、なんだか視聴者の立場としてはもうどっちが鬼なんだかわからなくなってきましたが、民のためには鬼にならないといけないのですよ領主は。

各国の大統領、首相経験者が就任前後でものすごく老けるのは、常にそういうプレッシャーと隣合わせで、非常に強いストレスとも戦っているからなんですね。

ここで景光は究極の二択を多宝丸に迫りました。

領地が災いだらけになり、民どころか自分の飯すらありつけるか分からないことを覚悟の上で百鬼丸の体を取り戻すか、もしくは反対に、この領地の繁栄を持続させるために百鬼丸を殺すか。

多宝丸が取った答えは・・・景光の命の通り地獄堂に行ったものの、中にある鬼神像の呪いがすさまじいほどに強く、琵琶丸ですら触らぬ神に祟りなしと退却した像を自分たちではなんとかできるものではなかった。

だから父親のやっていることは正しくないと分かっているが、申し訳ない、

百鬼丸、国のために死んでください!

多宝丸は百鬼丸との戦いで斬られた目から血が涙のように出てきているけれども、景光も母親も誰も多宝丸のことを見向きもしないのがまさに鬼の所存ですよね。

そして、百鬼丸の母親も坊やに再会できたけれども・・・大変申し訳無い、

百鬼丸、国のために死んでください!

かくなる上は私の命を捧げますと母親はそのまま胸を小刀で一突きし、自害をしてしまいました。

しかししんどいですよね今週も。

民の命のために百鬼丸に家族一同で情け無用の言葉を吐き捨てないといけないんですから。

だから現代の会社の経営者はサイコパスじゃないとなれないことがお分かりになったでしょう。

会社が傾いたときに、いままで会社に利益をもたらしてきた社員に社の存続のためとはいえ、冷酷な通告を淡々と言わないといけないんですよ。

あと、なんと6話で廃寺を焼き討ちし、みおと孤児たちを皆殺しにした武士が朝倉と醍醐の戦いに参加していることが分かりました。

このタイミングで百鬼丸を鬼にする場面すら作ってしまうのか・・・

良かったよ本当に、百鬼丸の横にどろろがいて。

なんだかもう助六やばんもんに吸い込まれた化け狐の方は醍醐家の話の大きさからすればだいぶささいなことのように思えてきてしまいますね。

そして今回の脚本、やっぱりあの方でしたよ。

小林靖子嬢!

どろろ5話6話で私の心をえぐってきた脚本が再び帰ってきてしまったか・・・

13人めの鬼神が再び蘇ってきたよ。

4月から2クール目に入りますが、これからの三ヶ月間は醍醐景光から言われた、「なぜ生きている・・・」に対する百鬼丸の答えを鬼神を倒しつつ探し求めることがテーマになるでしょうか。

そして、観世音菩薩(かんぜぼんおさつ)、早い話が観音様の像を神のご加護として持っていた母親が自害したことで、醍醐の国にはご加護がなくなり、さらなる厄災が訪れるようになることでしょう。

最終的に百鬼丸が戦わないといけないのは多宝丸だろうか、醍醐景光だろうか。

ああ、一週間空くのがもどかしい!

しかも来週のこの作品が放映されている時間にやるの、クソアニメだしな!

それでは第13話でもお会いしましょう!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。