【Fairy gone フェアリーゴーン】第10話感想:目の前で仲間が死んだマーリヤは思い悩みかつて所属していた組織のボスの元へ

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Fairy gone フェアリーゴーン第10話「災いの子」の感想です。

前回は終戦記念式典において首相の命を守ったことが讃えられた五公の一人、ハイブランツ公のディーゼが褒章として独立戦争において七騎士がそれぞれ装備していた妖精武器の1つ、フラタニルの所有を認められたために専用列車を仕立て、マーリヤやフリーを含めたドロテアにより厳重に護衛されるかたちで運送することになった、そんなエピソード。

フラタニルは編成後部にあるワム80000みたいな有蓋貨車に載せられ、ディーゼは個室で一人腰を落ち着かせます。

しかし、その列車を狙う殺し屋の団体が控えていた、みなが寝静まった夜、ディーゼがシートベルトをきつく締め、「そろそろか・・・」と漏らした瞬間、殺し屋の1人が機関士を殺し、さらには別な男が列車がカーブに差し掛かった際に妖精を呼び出し列車を転覆させたのでした。

ドロテア、殺し屋、さらには両者が召喚した妖精を巻き込んだ戦いの結果、フラタニルは奪われ、ベルトで体を固定したけれど多少傷を負ったであろうディーゼは殺し屋とともにどこかへ消えてしまった、さらに、ドロテアの巨漢スキンヘッドことオズがマーリヤをかばう形で命を落としてしまった・・・

しかしこの事件を仕掛けたのは間違いなくディーゼ。

ディーゼの真の目的とは何か!?

そして、ドロテアの隊員の1人が言った新型、旧型、両人工妖精の信頼性が揺らぐいま、戦争が起こったら地味にヤバイ、この発言がのちのちどのように転ぶのか・・・

それでは第10話も見ていきます。

第10話あらすじ

襲撃者の正体は、妖精武器〝ガドファクス〟を持つ伝説の妖精兵、ビーヴィー・リスカーだった。統一戦争で活躍した代表的な妖精兵〝七騎士〟の一人でもあるリスカーを前に、ドロテアは圧倒される。仲間を殺され、フラタニルを奪われ、リスカーは消えた。自分のせいで皆が不幸になる。改めて自身を見失ったマーリヤは、かつて親代わりに育ててくれた義侠団の首領・ジングルを訪ねるのだった。

Fairy gone アニメ公式サイトより~

災いの子、マーリヤ

マーリヤは子供の頃から災いの子と呼ばれていた、それは自分と関わった人物にはなにがしかの不幸が訪れることになってしまうから。

それは独立戦争のときに村が襲撃され、村から避難してきたけれどいっその事死んでしまいたいと雪の降りしきる森に入ったものの、助けてくれた猟師のビクトルも病死、さらには今回のフラタニル輸送列車襲撃事件においてもオズが命を落としてしまう形で現実のものに。

この描写はちょくちょく以前のエピソードから回想の形で挿入されております。

改めてやはり自分が、自分が関わりを持ったせいで誰も彼も命を落としてしまう、ドロテアのみなもこのまま不幸なことになるのではないかと考えるようになり、マーリヤは暗い自分の部屋で一人、深く思いつめるのでした。

一方で頂戴したはずのフラタニルをあえて殺し屋とドロテアの戦いを演出し、ドロテアから奪うことを演出する形で入手したディーゼ。

今度のマーリヤ、フリー、クラーラたちの任務はカルオー公レイ・ドーンの視察。

レイ・ドーンは大戦末期にマーリヤの故郷を彼女の目の前で焼き払った、マーリ屋にとっては因縁の人物。

で、ドロテアの任務内容は、レイ・ドーンが所有している妖精や妖精武器が規定の状態を保たれているのかどうかを査察すること。

マーリヤからの鋭い視線に対し、他の人間からもそのような視線で見られたことがあるというレイ・ドーンなのでした。

マフィアのボス、ジングルの元を訪れたマーリヤ

査察も滞り無く終わり、予備日を使いマフィア組織、「ビャクレー」の大親分ジングルの元を訪れたマーリヤ。

ビャクレーは「グイ・カーリン」、「アーケイム」と並ぶ三大マフィア組織のひとつで、違法行為をしないのがモットー。

マーリヤは以前、ジングルのボディーガードをしていた身であった、それが所以で知り合いとなっていたのです。

ジングルは「災いの子」と呼ばれたことで自分を見失いかけているマーリヤを再び我々の組織で用心棒をしないかと呼び戻そうとしていました。

そこへ、フリーら残りのドロテアの面々が挨拶名目でやってきた、ジングルはフリーの様子を見て「覚悟の座りが悪い」と見極めていきます。

もう誰かが死ぬのをみるのはもういやだ、そう弱音を吐くマーリヤに対し、フリーは仲間のためなら身をなげうつ覚悟もあると説得をしていきます。

さらに、目的すら見失おうとしていたマーリヤに対し「逃げるな、俺達のために逃げなくていいんだ」と正直な想いをぶちまけました。

マーリヤは街からの帰り、腕に刺繍されたドロテアの紋章を触り、仲間に囲まれていること、今の私にはドロテアにこそ居場所があることを実感するのでありました。

テッドの取り調べが進む

ストーリーは前後しますがフリーたちがジングルの元にいる間、ドロテア本部では人工妖精に誤作動を起こさせ、さらに、首相暗殺事件の首謀者でもあるテッドの取り調べが進んでいました。

テッドの後ろ盾にはアーケイムがついており、たびたびウルフラン・ロウが接触していたとのこと。

さらに、前回のフラタニル列車強奪事件首謀者、七騎士の一人ビーヴィー・リスカーも動き出しています。

リスカーやディーゼらはロンダキア(ドロテア本部がある街)に向かっているのであった・・・

おおおお、今までのストーリーにおいてわりとタンパクだった感のあるマーリヤの思いがいよいよ明かされました。

マーリヤは故郷を焼かれたり、両親を失ったり、一度死のうとしたけれど助けてくれた人を病気で失ったりしたために災いの子と呼ばれてしまったことに深いトラウマを持っていた、もう誰かが死ぬのは嫌だと思いの抱きつつジングルの用心棒として働き、家族のように接してくれる組織の人間たちのの温かい人達に囲まれてきた、その後は同じ思いを抱えながらもヴェロニカを見つけるためにドロテアに移籍し、新たな仲間、フリーやクラーラとともに活動することでその暖かさに触れることもできた、しかし、襲撃事件により身内であるオズが殉職したことでトラウマが呼び戻されてしまった。

ネガティブモードになってしまったマーリヤを救ったのは、これまたネガティブモードになってしまったフリーでした。

フリーも任務の合間にオズの袖に刺繍された血で染められたドロテアの紋章を手に、一人酒場で思い悩んでいた人物。

今回も幕間でちょくちょく一人酒場で酒を飲みつつ思い悩んでいました。

なぜにオズが死に、俺が生きながらえているのか・・・

それは大切な仲間に囲まれていたからだ!みたいな答えが出たかな。

するとオズが死んだのはなんなんだって話になってきますけどね。

そういえば、オズって、マーリヤたちと任務において常にパートナーでいるような主役級のキャラじゃないじゃん!!

まあフリーは長年仕事をともにしている間柄だとしても、マーリヤにとっては顔しか知らない人間であっても大切な仲間ということかな。

そして、マーリヤの思いは叶わぬ願いになりそう。

どこかの団体さんが第二次戦争を起こすことを企てているのは間違いないですからね。

目的は何だ、やはり人工妖精絡みであるのは間違いないんですが、戦争を起こすことによるメリットはあるのか!?

しかしどうにも説得模様が安っちく思えてなりませんね。

かつての居場所であった組織のボスの目の前でマーリヤを呼び戻すように説得することで、今所属している組織こそが今のマーリ屋の居場所だと再認識させるその目的は分かるんですけどね。

やっぱりマーリヤよりも周りの人間の話を見ていたほうがいいなこれ・・・

マーリヤのずっと抱いていた思いよりも、どっかの誰かが企てている戦争のほうがスケールがでかくなりそうですし、そちらの動きのほうがずっとずっと気になるもの。

それでは第11話でもお会いしましょう!