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【フリージ】第7話感想:待ちに待ったアブードくん初登場

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フリージ第7話「いたずらっ子、登場/昔はよかった?」の感想です。

前回は指輪がないと大騒ぎし、お向かいに新しく開業した占いの館で指輪のありかを占ってもらうも、アッガーの雑貨屋で700ディルハム~800ディルハムでワラを買うだけ買ったはいいが出てこない、結局詐欺占い師と結託した雑貨屋にまんまと引っかかってしまったウム・ハマスのお話と、4人のおばあちゃんがドバイのプチ万博ことグローバルビレッジに遊びに行き、ウムサイードが反物を究極の値切り術でタダにしてもらったり、ウム・ハマスが太鼓を買おうとしたが仲違いになってしまったりしたお話でした。

今回はどんなお話なのか!?

いたずらっ子、登場

いよいよ若月佑美が声を当てているウム・サイードの孫アブードくんが初登場の回。

そして現地におけるSEASON2のエピソードへ入っていきます。

知り合いのウム・ジャミールは孫に手を焼いている、そんな話を聞き孫がいなくてよかったと安堵する4人のおばあちゃん。

「そんな子がここにいなくてよかった」とウム・サイードが発したとたん、現れたのはウム・サイードの孫のアブードくんでした。

しかし、アブードくんは大変な悪ガキでほとほとおばあちゃんたちを困らせます。

おとなしくさせるためにおくすりを飲ませようとするんですが、アブードくんは大人たちが飲まないなら飲まないと断固拒否します。

結局、おばあちゃんたちが飲み干してしまいアブードくんにはたった一滴しか残らないのでした。

今度はアブードくんを縛り付けたおばあちゃんたち、さすがにかわいそうだと外で遊ばせるんですが、さっそく屋根の上でイスラム教では敬愛されているはずのネコをいじめていました!

次はお小遣いで釣ろうとするも、2ディルハムでは釣られないアブードくん。

10ディルハムでも釣られず、逆に赤いお札=100ディルハムを要求します。

しかし、だれも100ディルハムを持っておらず、ウム・ハマスも500ディルハムしか持ってないため、それを渡すことに。

なんとアブードくん、パチンコでウム・ジャミールの屋敷にいる鶏を全滅させてしまいました。

大きな袋を持って帰ってきたアブードくん、アッガーから500ディルハムまでならウム・ハマスのツケでいいと嫌がらせととらえていいか、粋な計らいととらえていいか、本当に500ディルハム分の買い物をしてきました。

500ディルハムをツケられたウム・ハマスは顔につけていたマスクを外し、ウム・アラウィが卒倒、アブードくんも泣きじゃくるのでした。

どうやらUAEでは乳母がいるのが普通のようです。

みんなオイルマネーや出稼ぎマネーでたっくさんお金もってますからね・・・

イスラム教では敬愛されているネコをいじめているシーン、これ、現地で放映されたときどんな反応だったんだろうか。

おそらく宗教を皮肉った描写なんでしょうが、やっぱり笑ってみていたんでしょうか。

ウム・ジャミールはおばあちゃんたちに文句を言ったらそれで終わりかい!

なにかするのかと思っていたんですが自分の出番がおわったと悟ったのか帰っていきました。

ウム・ハマスが顔につけていたマスクを取り外したんですがこのときアブードくんをどんな形相で睨みつけていたんだろう、素顔のCGモデルを作っていないために後ろ姿しか見えていませんでしたが多分鬼のような顔になっていたはず。

そりゃ500ディルハムをツケにされて本当に500ディルハム分の買い物すりゃねえ・・・

ところで、自転車いくらなんだろう、気軽に買えていたんですが。

おそらく300ディルハムくらい、これなら日本のディスカウントストアで売られているようなママチャリが買えますね。

ブルジョアであれば2000ディルハムくらいする高い自転車を乗り回しているようですが、おそらくそこまで経済状況はよろしくないでしょうから。

昔はよかった?

久しぶりにウム・ジャミールが遊びに来た、ウム・サイード2人で昔はよかった話をします。

しかし、ウム・サイードの長ったらしい昔はよかった話が始まったとたんウム・ジャミールも帰宅し他のおばあちゃんはトランプや長なわとび、ジャンケンで遊び誰も話を聞いていません。

ウム・アラウィは昔の生活をもう一度取り戻すとうたうキャンプをインターネットで見つけ、4人全員で参加することにしました。

しかし、そのキャンプはイメージとは裏腹に軍隊式に厳しいところで家に帰りたいと漏らすウム・サイードたちは反乱を起こし、絶対に禁止と言われていた先生のテントを見るとなんと、先生は昔どころかテレビやクーラーもある現代の生活にすっぽり包まれていて、しかもソファーをベッド代わりにいびきをかいてグースカ寝ていた!

そりゃ機械に囲まれた現代の生活のほうがずっと便利だもの、伝統なんて口ではべらべら言ってても、本音では投げ捨てたくもなるよね。

その先生、大学まで出たのに就職できなかったからとこのキャンプを立ち上げたといいます。

大学において文学、歴史学を専攻した人の就職率は周りと比べると低いとも言われていますが、会社から見たら文学なんざ実務には一切活かされないものですからね・・・

結局ウム・ハマスのキャンプの参加者にさせられた先生ともどもキャンプの参加者はみんな都会へと戻っていくのでした。

最後はウム・ハマスがキャンプを乗っ取っちゃった!

UAEでもキャンプと言うか、元軍人が退役後に軍隊的な教育をほどこすブートキャンプは認知されているのね。

と言っても今回の場合はカルト宗教みたいなものか。

先生に向かって「最高です」と唱和するとか昔そんな宗教ありましたっけね。

CGのモブキャラが4人のおばあちゃんの服装違いなのは言わないでくださいw

ヘンナとはヘンナの植物から得られる染料を使ったボディーペイントのことで、中近東では祭事のときに体に塗られるもの。

ウム・サイードは手のひらを真っ赤に染めウム・アラウィは株価グラフ、ウム・ハマスは両手のひらでドクロマークができるなかなかに個性的なものでした。

ウム・サルームは記憶喪失なのにここだけ正解を出すのね。

次の水運びは頭の上に水の入ったコップを乗せて頭フラフラしながら移動するんですが、こんなのゲームで見たことがあるぞ・・・

そのブートキャンプの先生は大学を出たけど就職できなかったからキャンプをしかたなく立ち上げた話がありました。

就職できるできないはこれはドバイの経済にも関わってきますか。

経済状況がいいと人材に投資し、経済状況が悪いとまっさきに採用から抑制するのはどこの国も同じ。

ドバイはオイルマネーで経済も安泰!・・・とは素直に言えないようで、もともと石油埋蔵量が少なかった上、消費量が増えていったために2007年の段階で石油はもうすぐ枯渇するとまで言われていた、オイルマネー以外で稼ぐ手段をずっと探していたドバイは観光都市、金融都市への道を歩みだし、流通の拠点としても発展していきました。

なお、世界的に不況をもたらせたリーマンショックと端を発するドバイショックはこのエピソードが現地で放映された1年~2年くらいあとの話となりますので割愛します。

序盤にあったウム・ジャミールとウム・サイードの長ったらしい昔はよかった発言は現代社会を批判したものですが、本当に現地語を素直に翻訳したものなのか、それともそのシーンは日本の実情を取り入れたものなのか。

お祈りや牛の乳搾りはイスラム圏っぽさがあるので、やはり現地語の翻訳ですかね。

これを聞いてると、やっぱり世界中でも年配の人による昔はよかった論がはびこっているのね。

古の伝統は・・・時代がかわって便利になっていくと、不便なものとして扱われるようになり次第に消えてっちゃうよね、うん。

それでは第8話でもお会いしましょう!