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【フルーツバスケット】第3話感想:夾と由希がいつもケンカしてる理由が判明、最後に新キャラか!?

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フルーツバスケット第3話「大貧民をやりましょう」の感想です。

前回はハプニングで夾と由希、紫呉さんの3人が動物になってしまった、これは草摩家の一族にとって何百年も続く呪いで、十二支の物怪に取り憑いた人間はなにかの拍子に動物に入れ替わる、知られてはいけない重大な秘密だったのでした。

透にその秘密が知られたことは紫呉さんにより当主である慊人に報告されるといいます。

過去にも同じように秘密を大勢に知られてしまったために記憶を消された人間がいた・・・だからもしかすると同じように透の記憶も消されるかも知れない・・・と由希は脳裏をよぎるも、透はそれを受け入れることを決めた、

さらに、慊人が秘密を守れば記憶を消さなくてもいいと判断した、そのことが紫呉から言い渡されあらためて挨拶をしたそんなエピソードでした。

さらに、自宅を4ヶ月ほど開けていた夾も編入試験を受けて透や由希と同じ高校に通うことが決まります。

しかし、夾と由希はどうにも仲がよろしくない、毎回会話するたびにケンカ口調で拳も飛び交う険悪なムードに。

それでは第3話を見ていきます!

第3話あらすじ

文化祭まで一ヶ月。透のクラスは『オニギリ亭』を開店することに決定。同じ高校に通うはめになった夾は、クラスメイトに信頼されている由希を羨ましく思う。透はそんな夾を皆と打ち解けさせるため、花島と魚谷を交えて大貧民をしようと提案。一方、由希は夾が皆の輪の中になじんでいる様子を遠くから眺めるだけで……。

フルーツバスケットアニメ公式サイトより~

ケンカは2人が持つ劣等感を隠すためのものだった

今回はいつもケンカばかりの夾と由希に対し、透は両者にそれぞれ違うタイミングで話を聞いてみると、実はお互いに自分にはできないことが相手はたやすくできている、それをうらやましく思っていることがわかった、だから2人が仲良く過ごしてもらうために透が動くストーリーでした。

まずは夾。

夾は十二支にいない猫にとりつかれた少年、ガキの頃からいつも大人たちからまわりの子、とくに由希と比較されてばかりでした。

由希はオールマイティーにそつなくこなし、人当たりもいい、武道も俺よりもあとからはじめたのに上達はアイツのほうがずっと早い、その点に夾は劣等感を感じていました。

俺の提案は即却下されるのにアイツの提案はなんで受け入れてるんだ、そこにストレスがあったわけですね。

一方で由希はというと・・・

由希は女子生徒から告白されるほどの人気者、ずっと本家にいたときに周りの人たちから隔離されたオリに閉じ込められているかのような感触があった、おそらくはそれはしきたりに縛られているからなわけですが、だから人並みの生活を送りたいと思い遠く離れた共学の高校に進学したけれども、やはりオリから抜け出ることができませんでした。

夾は人見知りなんだけれども打ち解けるまでが非常に早い、だからさっき夾を取り囲むようにみんなで大貧民をやっていた(これは夾の話を聞いた透が、夾がみんなに打ち解けさせようと提案したもの)ところを見て、輪の中にすぐにとけこんでいく積極性や人を惹きつけるカリスマ性みたいなものを持っている点についてうらやんでいました。

文化祭で夾が周りから「キョンキョン」といじられたり、文化祭のお店で具体的になにを売るかで「バトルおにぎり」なる斬新すぎてむしろ変に思われるおにぎりの具を提案して即却下されるのも羨望の対象だったというわけか・・・

由希には秘密基地があった

由希には秘密基地として、家庭菜園を持ってました。

なんでもそつなくこなせる由希ならではか。

私も女性から「○○さんは、オールマイティーな人だから・・・」と言われたことがありますが、さすがに家庭菜園はムリですね。

突発性の台風(って何だ、日本上空で都合よくピンポイントで発生するものなのか)なる謎の気象現象はあえて突っ込まないようにしまして、由希と透は強い雨風のなか、ビニールシートでこの菜園を守りきります。

由希「本田さんは優しいね」

透「これも私がいい人に見られたいからやってる偽善なのかもです」

※少し前の透と由希の会話で、透が由希にたくさんの子が好きだ、優しいと言っている事に対し、由希は好かれたいから優しくしてる、それは自分のための優しさで、偽善かもしれないと言ったことに対応したセリフ、由希にとっては一線を越えさせないためのひとつの防衛策ですね。

由希「本田さんは天然だよ」

透「でも、疑うよりも信じなさいとお母さんが言ってました」

透「優しさは自分が育てていく心」

これは1月ほど前に某フレンズの9話のラストの展開に憤怒していた人にぜひ聞かせてあげたい言葉ですね。

あの作品をやたら引き合いに出してしまいますが、人が生まれながらに持っているのは欲望で、優しさは自分の人生において、自分自身が育てていくものってな透のこの発言をです。

ガキのころは自分の欲望を素直に吐き出す方を優先してるやんちゃな子でも、小学校に入り集団生活を送るようになると、次第にやさしさが育まれていくのです。

こうやって人は成長をしていくのですよ。

この言葉にハッとしてくれたらこれ幸いなんですが、不幸にもこの作品を見ている可能性は低いのがなあ・・・

透の発言に何か得たものがあったか、由希はいままで引いていた一線を取っ払い、今度は周りのクラスメイトと踏み込んだ人間関係を作りたい、だから大貧民に参加しようと前向きな発言をするのでした。

二人が決死の覚悟で守り抜いた家庭菜園。

栽培してるのはなんとニラ!

ニラおにぎりを大量に作る透に対し、ニラがきらいな夾は自分でおにぎりをにぎっていくんですが、文句をいいながらもその手慣れたにぎりかたを見た透、夾が自身の劣等感から素敵な点をなかなか気づかない点に対し、誰もが持っている見えない素敵な点を背中についた梅干しにたとえて、人をうらやましがるのは、自分の梅干しを見ることは難しいけれど、他人の梅干しなら見えやすいからだよ、とアプローチするさまはうまいですね。

ああなんてむず痒い!!

今回もキレイなストーリーでまとめられてるだけに、何度も通しでループ再生して読解するたびにむず痒くなってきますね。

夾と由希が常にケンカをしている理由が判明しました。

猫は十二支にいないから常に周りから一段以上下に見られてしまう、だから草摩家に入りたい、上に上がりたい夾と、おそらく草摩家の十二支の中ではトップの方にいるけれども、ギッチギチのしきたりにしばられている暮らしに嫌気がさして草摩家を出て何段か下がって人並みの暮らしを送りたいってな対比も見事ですね。

そこにお互いの魅力を知っている透が両者と接していくうちに、なにか2人の関係や透との関係にも変化が起きることを期待させるような展開になっていくか。

これは原作をご存知な方でもそうでない方でも、思い出補正があろうがなかろうが、最後まで見届けたほうがいいですよ。

そう実感をしております。

次回はなにやら怪しげな女の子が登場するところからスタートしそう。

それでは第4話でもお会いしましょう!