【荒野のコトブキ飛行隊】第7話感想:この世界の燃料事情と謎の敵

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荒野のコトブキ飛行隊第7話「ナサリンの1ポンド硬貨」が放映されました。

前回はキリエの過去から、ユーハングについてが少し明らかになった回でした。

この世界、イジツは大戦末期に穴の向こうからやってきたユーハング軍が産業革命を起こし工業化を進めた場所。

戦争に負けたことでユーハング軍は帰っていき、穴も閉じられたんですがジイさんは一人イジツに残った。

そのジイさんは黒服の男と何かの交渉を行っていたが、逃げるように住まいを燃やし飛行機に乗って遠くの地へと飛び立っていってしまった、そんなストーリーでした。

果たして今回のストーリーはどんなのか、見ていくよ!

 

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第7話あらすじ

いつも寡黙で感情を表に出さないケイト。そんな彼女が、よく暇を見つけては病院へ見舞いに行っていた。誰に会っているのか――気になったキリエとチカは、見舞いに向かうケイトの後を付けていく。一方、故郷のナンコーに戻っていたナサリン飛行隊は、炎上する油井の消火をオウニ商会に依頼。コトブキ飛行隊にとっても大事な燃料供給先を守るため、キリエとケイトが乗り込んだのはなんと爆撃機! ケイトが提案した消火方法とは!?

荒野のコトブキ飛行隊アニメ公式サイトより~

空戦の難易度アップ

今回はケイト回でもあったんですが・・・

いやいや、回を追うごとに敵の航空機の性能が進化していってますね。

今回の敵の機体は四式、通称疾風ですよ!

最高速度も旋回性能も隼と比較すると格段に上、防弾性能も上です。

それに伴い任務の難易度も上昇しているんですが、ああやっぱり戦闘機のドッグファイトがたまらなくいい!

いよいよ空賊ではなく戦闘能力にたけるプロの集団が出るに至りました。

隼では太刀打ちできませんでしたが、今回は下で書きます通り、敵の撃墜が目的ではないのでそこは一度棚上げしておきましょう。

キリエが乗ってる爆撃機、コトブキ飛行隊にないからエリート興業のを借りてるんですね。

なんの説明もありませんでしたが、そこは省いても問題はないでしょう。

久しぶりにエリート興業の機体が出てきました。

この企業とはあの一件の後も親しくしていたのか!

と空戦のシーンがストーリーを全て上書きしてしまうこの作品ですが、果たしてユーハングとの接点はどう描いてくるのだろうか。

冒頭にちらっとだけ、そのユーハングがやってきた穴があった地点(ゼロポイント)が取り上げられましたが、この設定は今後生かされるのかどうか。

個人的にはユーハングは名前だけの存在でもいいんですが、こちらもこちらで深掘りしてほしいとも思ったり思わなかったり。

油田の爆破鎮火任務とこの世界の燃料事情

今回のコトブキ飛行隊の任務は、突如爆発炎上した油田を鎮火させること。

いままでは人間を輸送船で輸送するときの護衛で対峙する空賊と戦うシーンがメインでしたが、今回は毛色が変わり、油田鎮火の任務が来ました。

油田をどうやって鎮火させたかというと・・・爆風消火!

これは爆弾を油田の火種の付近に落とし地上付近で爆発させ、そのときの衝撃で生まれる高速の爆風により可燃物や炎そのものをふっとばして一瞬で鎮火させる方法ですね。

今回の場合は爆撃機で爆弾を飛ばし、地上付近で導火線に火をつける算段が取られています。

石油が採掘できない日本ではなじみがない光景ですが、油田はひとたび火災が起きると数ヶ月は燃えますので、この方法で手っ取り早く鎮火させていきます。

というよりこの方法でしか鎮火させられません。

じゃあなぜにこの油田は爆発のターゲットになったかですよ。

じつはこの油田があるのがナンコーの街。

ナンコーの街はコトブキ飛行隊の燃料の調達先で、価格は高いけれどオクタン価が高くて高出力エンジンでもノッキングせず燃費もいい上質な燃料が得られることから専属で買い付けていた場所。

この街で採れる石油に最大手の石油卸売企業、スタンドン石油が目をつけ、街全体を買い取る交渉をしにきたが決裂、それで爆発させるに至ったんですね。

スタンドン石油の燃料は安いけれどもオクタン価が低い、質が落ちるもの。

オクタン価とはガソリンにおけるノッキングしにくいイソオクタンとノッキングしやすいノルマルヘキサンの体積比での混合割合を数値にしたもの、数値が高いほどイソオクタンの割合が多く、ノッキングや自己着火しにくいガソリンとなります。

高出力エンジンを搭載したクルマがハイオク仕様なのも、ノッキングしにくくてエンジンの出力が安定するからですね。

それでもスタンドン石油が大手でいられるのは、より高オクタン価のガソリンを製造する技術は未熟だけれども、やはり取引をしている企業、団体が多いからでしょう。

おそらく航空機はともかく、クルマの燃料であれば十分なオクタン価なガソリンを販売しているのでは?

交渉が決裂したのは量を求めるスタンドン石油に対し、質を求めるナンコーと油に求める方向性がそもそも違う上、その溝が埋まることがなかったからですね。

もし買収に応じた場合、おそらくいままで高価格高付加価値で売ってきた燃料を安値で納入させられるのは必至でしょうから。

スタンドン石油がなんだか現実における中国のイメージになってきましたね。

中国といえば世界の工場ともいわれる、世界中の国が生産拠点をおいている国。

人件費の安さから大量生産をするのには適しているんですが、その一方で貧富の差は激しく、中国のオリジナル製品となると品質は先進国よりもまだまだ下、偽造パクリなんでもあり。

買収は札束で頬をひっぱたき、応じない場合はその報いを受けなければならない。

まさにぴったりではありませんか。

今回登場した疾風は91オクタン価のガソリンを水エタノール噴射で100オクタン価と同じ性能を出すエンジンが搭載されているので、やはりスタンドン石油では低オクタン価でも使えるこの機材をチョイスしたか?

謎の飛行船と謎の敵

ラストに出てきましたね、謎の飛行船が!

「今回もコトブキ飛行隊に」なる上層部への報告があったので、どうやら今まで何度もコトブキ飛行隊に襲撃をしかけているんですが、ことごとく撤退を余儀なくされているようです。

これまでも契約した空賊を利用して邪魔をしてきたのがこいつらなんでしょう。

今回油田を爆発させ、鎮火を阻止するために隊列を組んでやってきたのはこの組織の直々の航空部隊といったところだろうか。

スタンドン石油はこの組織の直下にいる企業とか?

引き際がいいことから、作戦としては成功:コトブキ飛行隊の全滅、失敗:油田鎮火、鎮火されたら即帰還せよの指示が与えられていたことでしょう。

こいつらがコトブキ飛行隊が最終的に戦う敵なんだろうか。

飛行性能ではこちらのほうが上で、誰も撃墜されずに帰っていったので今後も出番はあるんでしょうが・・・

この敵を倒したところで全クリってわけではない、コトブキ飛行隊はまた新たな任務を変わらず毎日こなすだけですが、この敵との戦いもどうなるんだろう!?

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