【けものフレンズ2】第9話を再度考察してみたら優しい話が見えてきた

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けものフレンズ2第9話「おうちへおかえり」が荒れに荒れていますね。

私も感想記事を執筆しましたが、そこでもいろいろと書き足りない点がありましたのでこちらの記事でその点についても改めて考察していきます。

それにしても、ニコニコ動画で行われた上映会でのアンケートで「とても良かった」が3%、「良くなかった」が91.1%あるエピソードもそうそうないぞ・・・

まず参考として見てほしいのは総統動画シリーズのこちら。

この動画で言及しているのは大まかに言うと2点あります。

それではその2点について考察していきます

 

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まずは9話のストーリーを振り返る

と、その前に、まずは今回の話の流れを振り返っていきましょう。

探偵オオアルマジロとオオセンザンコウにさらわれたキュルルちゃんは依頼主であるイエイヌと対面した。

イエイヌはキュルルちゃんに「懐かしいなあこのにおい、この日をどれだけ待っていたことか」とキュルルちゃんを抱きしめながら喜びを表現。

ここで2人の探偵は仕事を終えたと報酬をもらい別れ、キュルルちゃんも「行かないと」と目的を話しこの場をあとにしようとしますがイエイヌちゃんに逆に家に腕引っ張られて連れていかれてしまった。

イエイヌが言うには、その家には昔何人もの人がいて、よくその人と遊んでいた。

ですがある日、その家の人は月に移住してしまった。

いつか帰ってくることを待ち望み、こうして一人でお留守番をしていた。

しかしキュルルちゃんはこの家には始めてきたと言っているとおり、この家に見覚えはなかったご様子。

イエイヌはそれでもなお、久しぶりに人間と会えたことが嬉しくて、遠慮なく「あれをしてほしい」「これをしてほしい」と頼んでほしいと続けた。

・・・の割に反対に自分がこうしてほしいと頼んでいましたけどね。

※「なかったらこれをやってほしい」ってのがイエイヌにはあったんでしょう。

その1つがフリスビーを投げること。

キュルルちゃんを探すサーバルちゃんとカラカルちゃんが探偵の2人のフレンズを訪ねその家にたどり着くとキュルルちゃんとイエイヌはフリスビーで遊んでいた。

キュルルちゃんがのんきにフリスビーで遊んでいるのを見たカラカルちゃん、心配をかけたのに楽しそうに遊んでるんじゃないよと叱責し、ケンカ別れしてしまった。

それを見たイエイヌは「キュルルちゃんは無事にお家に帰ることができた、あとは私におまかせください!」と続け、自宅でも紅茶を出す献身さを見せた。

しかし、そこへビーストが現れてしまった。

ケンカ別れをしたけれどやっぱりサーバルちゃんとカラカルちゃんが心配になったキュルルちゃん、イエイヌの静止を振り切って外に出てしまった。

一方でサーバルちゃんとカラカルちゃんは忘れ物であるスケッチブックを見つけ、届けに行くことにした。

サーバルちゃんとカラカルちゃんを探しているが見つからないキュルルちゃん。

イエイヌはひょっこり現れ、「帰りましょう、あの二人のことは忘れてください!ここから先は私が守りますから」!と改めての強い決意を見せた。

そこへ目の前にビーストが現れた!

人を守るのが使命だというイエイヌ、ビーストに立ち向かおうとするが一方的にダメージを受けてしまう。

ピンチの状況にかけつけたのがサーバルちゃんとカラカルちゃん!

「ったく、あんたって思ったより頼りないわね、そんなんじゃキュルルちゃんを任せる訳にはいかない」イエイヌにそう離したカラカルちゃんはビーストに飛びかかり、さらにサーバルちゃんも睨みつけビーストを退けることに成功した。

「やっぱり、私は一人で戻ります、キュルルさんを引き離すようなマネをしてすいません、仲間を失う気持ちはよく知っているはずなのに」といままでとは打って変わって一人で戻る決意を見せたイエイヌ。

でもキュルルちゃんに会えて嬉しかったイエイヌはキュルルちゃんにはこのまま旅を続けてほしい、私はお留守番を続けることが使命だとさいごに一つだけお願いを頼んだ。

それが、「おうちにおかえり」と言ってほしいこと。

キュルルちゃんの「おうちにおかえり」を聞いたイエイヌは家に帰っていった。

しかしこうストーリーを文章にしていくと分かるんですが、この流れのどこに「良くなかった」の評価を付ける要素があるのか、逆にこちらが91%の方に聞きたくなるんですが、まあそれは今のところはおいておきましょう。

考察その1:キュルルちゃんはイエイヌに「帰れ」と言ったか?

総統がまず憤っていたのはこちら。

ですが改めて見ると分かりました、キュルルちゃんはイエイヌに「帰れ」とは言ってません。

これはストーリーの流れや各キャラのセリフを聞けば分かりますね。

・イエイヌは久しぶりにキュルルちゃんといいますか、人間に会えて嬉しかった

・でも連れてきたキュルルちゃんは家を探している途中だった。

・そのキュルルちゃんを探しているサーバルちゃんとカラカルちゃんともご対面。

・カラカルちゃんとケンカ別れしたキュルルちゃんに対し、わたしがあなたを守る!任せて!と強く言いますが、キュルルちゃんはやっぱりサーバルちゃんとカラカルちゃんのほうが心配だった。

・ビーストに襲われたときにイエイヌは自分とサーバルちゃん、カラカルちゃんの間にある戦力差を思い知らされた。

だからイエイヌちゃんは考えを改めたんですね。

それはキュルルちゃんはいざってときになにもできなかった自分といるよりも、サーバルちゃんとカラカルちゃんと一緒に旅を続けたほうが幸せになれると分かったから。

だから最後の頼みとしてキュルルちゃんに言ってほしかったんですね、「おうちにおかえり」と。

これがイエイヌちゃんがキュルルちゃんに言った「あれしてほしい」「これしてほしい」「なかったらこれをやってほしい」の最後の頼みとなりましたが、あえてキュルルちゃんの口から言わせることでイエイヌちゃんは迷っていた自分自身の心の内を納得させることができた、とそういうわけです。

帰り道も寂しくなかったのではないでしょうか。

キュルルちゃんもほんのわずかな時間だったけどあなたと会えて嬉しかったよ、とお礼の意味でその頼みを引き受け、発言したものと思われます。

少なくとも「帰れ」なんて冷たく突き放すようなニュアンスはこのセリフからはありません。

なぜなら、キュルルちゃんはイエイヌにやさしく呼びかけていたから。

改めてストーリーを見ると、この流れ、とくに子供向けの作品で見られる王道的なものということがわかりますね。

ちなみにもう一つ「おうちにおかえり」には意味があることも分かりましたね、それは、ここがキュルルちゃん、あなたの家だよ、おかえりなさいという意味での「おうちにおかえり」ということです。

考察その2:ダメージを受けたイエイヌを無視してサーバルちゃんと話しかける

これはキュルルちゃんにとっては自分とイエイヌはどちらもビーストに襲われた被害者だと考えていたことが一因ですね。

イエイヌが倒れてしまい、次は自分の番になってしまう、自分は戦えるわけがない、そんなピンチのときに助けてきたのがケンカ別れしたはずのサーバルちゃんとカラカルちゃんだった。

だからサーバルちゃんとカラカルちゃんはヒーローといいますか、ヒロインだったんですよ、キュルルちゃんにとっては。

なのでキュルルちゃんが助けてくれてありがとう、強かったよ!と最初にお礼を言ったのはサーバルちゃんだったというわけですね。

ここでキュルルちゃんはイエイヌに「あんたがいたからこうなったんだぞ」と責任を全部転嫁するどクズ発言をしてきたらこの記事を急遽書く予定はありませんでした。

イエイヌもキュルルちゃんの目的に同行させるべきだったか?

一部で見られた意見としては、キュルルちゃんはイエイヌも同行させるべきだったのでは?というのがありました。

私が考えているイエイヌの役割は、いつか帰ってくるこの家に住んでいた人間のことをこれからもずっと待ち続ける忠犬ハチ公みたいな立ち位置ですので、その意見にはNoと答えますね。

ですがいつまでたっても人間が帰ってこないもんだから寂しくなってしまい探偵を雇ってまでキュルルちゃんをさらわせてしまったんですよ。

探偵にはこのとき、だれかれ構わず人間を連れてきてほしいと頼んだのではないかと推測をしています。

なぜか?イエイヌは人間と久しぶりにもう一度遊びたかったからですよ!

人間を連れてくるためのやり方は荒っぽいものでしたけどね。

そんな折に知り合ったキュルルちゃんはちょうど自分の家を探していたところだ、だからイエイヌはいま自分がお留守番をしてるこの家があなたの家では?といざなうんですが、キュルルちゃんは「はじめて来たところ」とこの場所を知らないようだった。

それでも一緒に住んでほしいというイエイヌ。

なぜなら、この家を留守番するのがイエイヌの使命だったから。

ですが後半、ビーストとの戦いでキュルルちゃんを守ろうとしたイエイヌは自分自身と助けに来たサーバルちゃんとカラカルちゃんの戦力の差を思い知ることとなった。

そしてやっぱり自分の家を探すというキュルルちゃんに対してあなたはあの2人と一緒にいたほうがいいと身を引く決意をした。

なのでここでキュルルちゃんからついてきてと言われたところで、ついていかない選択肢を取る可能性のほうが高かったのではなかろうか。

やっぱりついていくように促す展開のほうが不自然ですよ。

なんで家を探しているキュルルちゃんが、自分が覚えている家とは違う家にすまないといけないのさ、こっちのほうが納得がいきません。

あと、イエイヌがキュルルちゃんについていくか聞くのもやっぱり変ですね。

なぜか?イエイヌ自身が言っていたではありませんか、ずっとこの家の留守番をしてきた、以前住んでいた人間が帰ってくるその時を待ち続けている、人間を守る、それが自分の使命だと。

あなたはイエイヌが抱いている使命を勝手に踏みにじったほうがいいとでも言うのですか?

それこそが人間の身勝手な言動だわ・・・

この話に何も感じなかったやつは犬を飼わないほうがいいという意見がありましたが、逆に犬に対して身勝手なことをやろうとする人こそ犬を飼ってほしくありませんね。

こういう人ほどペットを蹴り飛ばし、あまつさえ保健所に犬を捨てることを平気でやるでしょう。

分かったこと:イエイヌちゃんのやさしさと献身的な点

改めて第9話を視聴しましたが、個人的にはここまで献身的だったイエイヌのやさしさが見えた回だったんじゃないかなーと感じておりますね。

そう、イエイヌちゃんはとても健気な子なんですよ。

何があろうと人間に尽くしたかったんですよ、それは昔ここに住んでいた人間と遊ぶ機会がいっぱいあったから。

おそらく人種といいますか、人とフレンズの垣根がない付き合いをしていたんでしょうね。

ただし、イエイヌ自身にヤンが入ってるのかその健気さから手荒なことをしてしまうんですけどね。

ここを考えると、私としてはアンケートにおいてはやはり3%の人間に共感をしますね。

以上がけものフレンズ9話に関しての私の考察になります。

やっぱりイエイヌの扱いがひどいというのは、物語を繰り返して見ていない、あるいはかなりの偏見、バイアスが入っている事で来る間違った認識だと分かりました。

本当はこの回は優しいストーリーだったということを再認識した回でした。

※追記

キュルルちゃんは「おうちへおかえり」となぜイエイヌが言わせたかを理解していないのではないか?という声もありました。

たしかに再度該当シーンを見たところこの言葉を発するときにキュルルちゃんは首を傾げていたので、イエイヌの意図をよく分からずに「?」と思いながらも「おうちへおかえり」と言ってることがわかりますね。

なのでやはりツイッターでよく見る感想のように、キュルルちゃんはイエイヌに明らかに敵意を持って「帰れ」と言ってるわけではありませんでした。

もしそうだとするならば口調を荒らげるはずですしね。

子どもは大人から「●●」と言ってほしいと言われたときに、その意図をよく分からないまま「そう言われたから言った」みたいな感じになることのほうが多いですからね。

そのあたりはやはりキュルルちゃんの子どもらしさが出ているのかなーと感じましたね。

このあとイエイヌが涙を浮かべたのは、やっと自分の気持ちに踏ん切りがついた、キュルルちゃんに対する未練がなくなったと納得したことによるものですね。

そう考えると、やはりこの展開が一番最良だったと結論づけます。

あともうひとつ、イエイヌが思うハッピーエンドと、私たち視聴者、人間が思うハッピーエンドは違うわけですが、イエイヌの思うハッピーエンドを尊重させたれよ・・・

こちらの価値観を他人にも押しつけることこそ、エゴそのものやで・・・

ということが言いたかったですね。

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