【この音とまれ!】第5話感想:箏曲部による最高の龍星群演奏シーン

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この音とまれ!第5話「響き届け僕らの音」の感想です。

前回第4話は箏曲部による龍星群の練習も進み、いよいよ個人練習から部員全員による合奏練習へと段階は進んでいきます。

さらに指導にも熱が入るさとわや楽器屋のばあちゃん。

あるとき、さとわと武蔵は今までに聞いたことがない愛の箏の音色を聞き、驚愕するのでした。

さあ第5話を見ていきます!

第5話あらすじ

“愛の過去を知ったさとわは呆然、動揺のあまり愛の前で涙を見せてしまうのだが……。
そしてついに全校生徒の前で『龍星群』を演奏する日がやってきた。
しかし生徒たちは全くの無関心。ろくに聞く気がないばかりかヤジを飛ばしたりバカにして笑ったり。
それでも真っ直ぐに自分たちの決意を告げる武蔵、心を一つにする部員たち。
箏の音が、愛の想いが、体育館に響き渡る! 大事なものを守り、届けるために――

この音とまれ!アニメ公式サイトより~

部の存続をかけて練習の成果を見せるとき

いよいよ部の存続をかけて教頭と約束した、1ヶ月の練習の成果を全校生徒の前で見せるときがきました。

今回は本番を迎えるストーリー。

愛のたっての願いと校長のご厚意により楽器屋のばあちゃんも演奏会の観覧者として招待がなされています。

・・・とその前に練習の日に戻るんですが、さとわは愛の過去を知り、いままでの不礼を詫びました。

練習も佳境へ入り、いよいよ全員が止まらずに最後まで弾き終えるまで上達をしています。

あとは演奏するときの気の持ちようだという楽器屋のばあちゃん。

「大事な人に、大切な言葉を投げかけるようにひいてごらん」愛はその言葉に、死んだじいちゃんを思い浮かべるのでした。

いよいよ全校集会がはじまります。

教頭により箏曲部が演奏すると聞いてざわめく体育館。

そしてなによりもプレッシャーなのは箏曲部の面々。

この一曲、しかも弾くチャンスは一度だけ、失敗などできない、ここに部の存続がかかっているわけですからね。

魂が抜けてもおかしくないですね。

俺らまで巻き込むなよ・・・、本当に箏弾く気!?久遠(愛)までいるよ!貴重な時間を使ってつまんねー演奏聞いてやんだからよ!まあ箏に興味がない、演奏する前の生徒の反応は当然そうなるよね。

しかし曲が始まった途端、そのざわめきは一瞬にして消え失せ、驚きへと変わっていきます。

そう、私達が持っている箏の古風なイメージとはだいぶちがう、現代的な曲を壇上で箏曲部の面々が若々しく演奏している、しかも生徒から箏をやるイメージがまるでない久遠愛やその取り巻きも面々にいるため、なおさら驚愕ですよね。

しかし、壇上では現代的な箏の曲が進んでいきます。

一人ズレたらそれにつられてしまうのは若々しさから来るためこれもこれで味がでるもの。

ズレたシーンからは私も冷や汗かきましたよ。

さとわはこのズレを直すために拍の入りをあえて少し強く弾くことにより他の面々のタイミングを整え、合わせやすくしていきます。

頻繁に挿入される愛の回想もあいまって、愛のソロパートあたりからは涙出てきましたね。

祖父にも反発し夜な夜な不良仲間たちとケンカに明け暮れていた愛。

愛は家にも帰らず友人の家に入り浸っていたがその内面には両親との不仲、そして勘当され居場所をなくしていた事実がありました。

しかし、祖父や友人が居場所を作ってきたことで更生を決意、祖父はその後なくなってしまいましたが生前話してくれた言葉を胸に、不良になることをやめたのです。

そして、箏職人の祖父が作った箏曲部に入部し、和の美しい音色を視聴者や他の生徒に届けたいと決意したのでした。

演奏が終わり、生徒も教師も愛自身も無音のまま迎えるエンディング。

今回はなにからなにまで完璧ですね。

そう、本当にいい演奏って、終わるとしばらくなにも感想や言葉が出ないんですよね。

なんといえばいいんだろうか、演奏を聞くうちに徐々に演者の世界に引き込まれてしまっていて、はっと我に返ったときにはすでに演奏が終わってから30秒とか1分くらい経っていた、そんな感じになるんですよ。

おまけに箏や三味線、和楽器を使った雅楽の演奏なんて現代の子は興味すらわかない、私も普段はユーロビートとかテクノとかトランスあたりの海外生まれの四つ打ちの曲ばかり聴いているから意識的に自分からどこかの団体さんが公民館や市民ホールかなんかでやってる箏の演奏会に行かないと聞かないジャンルですからね。

やっぱり音楽ものを扱う作品だと、今期再放送をやってるけいおん!やこの作品のように音楽に対して真正面から向き合い上達していろんな曲を演奏できるようになり、徐々に高難易度の曲にも挑んでいく、そのなかで生まれる演奏者の苦悩、葛藤、あとは純粋に音楽の楽しさや美しさ、そしてそこに込めたメッセージみたいなものを前面に出して描いた作品が良いですね。

(キャロル&チューズデイも2話でオリジナル曲をホールでゲリラ演奏をして動画視聴者の心を揺さぶっていくような方向性のままストーリーを展開させていけばよかったのに、過去の楽曲を学習して売れる曲だけを作っていくAIには決して真似できない、人間の魂を揺れ動かしていく曲を試行錯誤しながら作って歌って動画として公開したりさ、せっかくキャロルとチューズデイが作詞作曲できるんだから、インスタのストーリー(あれはあれで24h限定だけど)が存在する意味が現状まるでないじゃない)

回想が挟まっていたために6割くらいのシーンにおいて龍星群の音が小さくなっていますが、フルで聞きたい方はぜひYoutubeで検索していただきたいですね。

Youtubeにはたくさんの団体さんが演奏した龍星群が投稿されていますので聴き比べて見るものいいですよ。

それでは第6話でもお会いしましょう!