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【この音とまれ!】第11話感想:合宿練習で成長した箏曲部、邦楽祭で明陵高校の演奏を聴く

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この音とまれ!第11話「探してた音」の感想です。

前回は箏曲部の面々が妃呂の親類がやってる民宿に転がり込んで2泊3日の合宿練習会。

極秘裏に録音しておいた練習時の合奏を聞き絶望したり、それぞれのメンバーが持っている悩みを解決し演奏技術が向上したり、コータが克服できない裏拍のリズムについて、特訓方法が顧問から提案されたりとわりと中身がゴロゴロと詰まった合宿だったのでした。

裏拍は日本人にとっては本当に苦手なリズムで、あのジブリアニメ「耳をすませば」の月島雫ですらカントリーロードを歌うシーンでラスサビを4分音符の表拍(4分の4拍子なら1拍と3拍のところ)で手拍子してたりと典型的な日本人の姿として描写されているほど。

ダンス練習だと8分音符で(1-2-3-4-5-6-7-8)みたいな拍のとり方で練習すると思いますが、このときにコーチャーが数字と一緒に手拍子をしたら手拍子は表拍、1と2の間で手拍子したら手拍子が裏拍です。

あのあと日本人のリズム感についてずっとツイッターやGoogleで検索しまくってましたからね。

調べた結果、これはもう日本語の母音をはっきり言うリズムが表拍向きなのでどうやっても表拍でしか乗れなくなってしまうことがわかりました。

それでは第11話を見ていきます。

第11話あらすじ

苦手だった裏拍のリズムの取り方を滝浪に教えられ、懸命に練習するコータ。
武蔵とのかけ合いが上手くいかない愛も、滝浪にアドバイスを求める。
滝浪の一見いい加減としか思えない答えに武蔵は呆れるが、愛は何かを掴んだようで――。
ずっと曲想に悩んでいたさとわも、仲間たちに意見を聞いて気付きを得る。
合宿を通じて成長した7人。
いよいよ大会当日、時瀬高校箏曲部はライバルたちの集う邦楽祭の会場へ!

この音とまれ!アニメ公式サイトより~

顧問からの適当な答えにヒントを得た愛

今度箏曲部が弾く「久遠」の練習中、武蔵との掛け合いパートがうまくいかないことでなやむ愛。

顧問に相談を求めるも、「仲間を信じろ」と一見するとものすごく適当な答えにしか聞こえないことに武蔵はあきれるも同時に愛はその言葉にヒントを得た様子。

いままでの2人はどちらも「相手の音を聞くのを待ってから自分の音を出していた」のを、顧問の言葉で「仲間がここで音を出してくれると信じて待たずに弾く」ことに考え方を変えると、なんとどうでしょう、一発で気持ちよくスムーズに二人の掛け合いがうまくいくようになったのでした。

一方で曲想、言うなればとある曲を聞いたときにどういうテーマ性をもった曲だとそれぞれが感じ取ったか、そこからどのように演奏を行っていけばいいかに悩むさとわは他の部員たちに意見を聞くことにしました。

その結果、コータからの「楽しいときがもっとずっと続いて欲しいと思う」の発言に久遠の言いたかったことに少しだけ気づきを得たさとわ。

さらに、最後に一度通し練習をした結果、コータの一番苦手としていた裏拍で勢いよく入るパートもずれることなく弾ききることができたのでした。

合宿終了しいよいよ邦楽祭

合宿練習が終了しいよいよ邦楽祭の演奏順が決定しあっという間に大会の本番。

その邦楽祭には全国大会でベスト4に入った明陵高校や姫坂女学院の面々も当然のことながら参加しています。

33番目のうち24番目に演奏する武蔵たち時瀬高校の面々はライバル高校の演奏を見ることに。

トップは明陵高校、曲は「百花譜」、春夏秋冬四季折々咲く花がテーマで、1983年に沢井忠夫氏が作曲した曲ですね。

演奏はセンターにいる桐生桜介が曲を色付け、合奏において他の部員の良さを引きだしていくスタイル。

15人もの男女が弾く合奏にもかかわらず合奏とは感じさせない演奏をしょっぱなから見せつけてきます。

ようやく合同練習を見学したときに聞けなかった明陵高校の演奏を聞く機会ができました。

明陵高校の演奏で本編が終わってしまった

今回の本編はなんとここまで!

武蔵たち箏曲部の技術力が上がった喜びと、出場する邦楽祭にて自分たちよりも前の順番で演奏する明陵高校の演奏をひとしきり聞いたところで終わってしまいました。

演奏順がトップなことから大会前に「俺らの後が霞むくらいの演奏をする」と桐生桜介は豪語してきましたが、それを有言実行してきた明陵高校の箏曲部。

これが武蔵が受験で不合格になってしまった明陵高校の実力なのです。

果たして武蔵が明陵高校に合格していたならば、いま桐生桜介が座ってるどセンターのポジションにいただろうか。

どうも私からすると、ホールの客席から見て左側にいる8人並びの後ろの方にいるようにしか見えないんですよね・・・

桐生桜介のポジションに居座るには、彼のように楽曲はおろか部そのものも引っ張っていかないといけないわけですが、部を引っ張るためには安定性が圧倒的に不足している印象しか受けないためです。

このへんの言及が今回武蔵から一切なされなかったのが不思議でならない、2~3週前にあなたは友人が合格した明陵高校にひとりガッチガチに勉強したのに不合格だったことでずっとくよくよしていたじゃないですか!

解決できたらはいそれで終わりですか!

そんな単純な話じゃないでしょ!

もしかしたら武蔵は明陵高校箏曲部16人目の部員としていたんですよ!

まあ次週語られるのでしょうが、もし語られなかったら明陵高校の話はなかったことになってしまったのかとちょっと落ち込みます。

そう考えると、出番がそれほど多くない桐生桜介が小学校の頃病弱だったという設定と回想は今回必要だったのかと思ってしまったりもします。

大した登場シーンがないのにいきなり重苦しい回想を3分ほど見せられてもこちらが置いてけぼりにさせられてしまい非常に困るのに加え、回想中にぶつ切りで別のBGMが挿入されてしまい明陵高校の百花譜の演奏がどこかに行ってしまったからですよ。

回想を流すのであればあのまま百花譜の演奏をずっと聞かせてくださいよ、そこは百花譜の演奏を通しでBGMにすることで私たち視聴者に語るところじゃないのかい??

それだったら1分くらいかけて武蔵が確かはじめてでいいよね、明陵高校の演奏を聞いて感じた本音の印象をモノローグで語って欲しかったところです。

まだYoutubeで好みの洋楽というかディスコソングを聞いてたほうがいいわ・・・

もう一つある音楽アニメ「キャロル&チューズデイ」も音楽の楽しさを語ってほしいのに、ダラダラとオーディション回を4週間も続けているしどうも今期の音楽アニメは、音楽で語る気がサラサラないよね。

これがアレなんですよ、外国の横乗り裏拍コッテコテの音楽にとてもじゃないけどついていけない私たち日本人の縦乗りリズム感の限界でもあるんですよ。

音楽で語れないから視聴者に聞いてほしいBGMを簡単にぶつ切りにできるし、登場人物の過去を回想で語りオーディションでお茶を濁す、みたいな。

制作陣の本音として、実際は音楽に大した興味が無いだろ。

というのも日本人のリズム感について調べていたらおかあつし氏のブログを見つけてしまったからです。

氏は過去にジャズギタリストをやっていて東南アジアのタイとラオスの国境周辺に12年ほど在住し語学の修行をしていた経歴を持っていて、日本語とタイの民族の言葉の違いからリズム感の違いについての考察をされています。

言うには、日本語特有の冒頭をはっきり発音して語尾をはっきり発音しない頭乗りのリズムとタイ語や英語の冒頭をはっきり発音しなくて語尾をはっきり発音する終わり乗りのリズムの違いがそれぞれの音楽のリズム感の違いにも現れているのではないかという結論が出されています。

そう、確かに洋楽を聞くと体が勝手に動いてしまうんですよね。

three 6 mafiaなるアメリカのグループのHipHopを聞いても日本のHipHopのノリがとは明らかに違いますし。

※実は私の家系は母方が邦楽よりも洋楽が好きなんです

次週、いよいよ武蔵たちが久遠を演奏する描写になるかな!?

それでは第12話でもお会いしましょう!

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