no-image

ルパン三世part5第17話「探偵ジム・バーネット三世の挨拶」視聴!日本海庄やオチ



ルパン三世part5 第17話「探偵ジム・バーネット三世の挨拶」が放映、配信されました!

今週もすいません、記事作成が大幅に遅れております。(理由はわたモテを優先しているため)

 

さて、今週来週のルパンは1話完結のお話!

予告を見た限りでは、どうやらルパンが探偵になるお話のようですが・・・

 

それではルパン三世part5 第17話をみていくよ!

 

スポンサーリンク

今回はルパンが・・・探偵役!?

今回はルパン三世シリーズではめったに見られない、ルパンが探偵役になるお話。

ルパンVSコナンですら探偵をやったのはコナンだというのに。

やはり脚本の着想はそのルパンVSコナンか。

 

で、舞台はとある古城、というよりも宮殿のほうが近いですね。

ルパンはそこに住む伯爵夫人の依頼により伯爵殺しの犯人を探してほしいと、まあそんな至ってシンプルな内容ですね。

報酬はルパンが何度も奪いに来るもことごとく失敗している大きなエメラルドの指輪。

 

無様な失敗シーンは写真に撮られているんですが、旧ルパンの後期の作画を再現していますね。

あのコミカルな顔はやはりどちらかと言うと前期のハードボイルドなときではなく、後期のAプロダクション演出グループが仕切ったコミカル路線に無理やり振ったときの顔ですね。

いろいろ盗みの手口を考え出すルパンらしくない、全敗ですよ。

カットによっては火だるまになってるのもありましたからね。

どれだけ仕掛けにルパン迎撃システムが備わっているのか。

盗みに入られるたびにそのシステムは増強されていそう。

描かれてないけど実はプリンス・オブ・ペルシャのように近づくと出てくる針山があったりとか・・・

 

で、その容疑者となったのは3人の男。

3人ともなかなか壮絶な人生を送っているようで。

 

1人目は世界的ソムリエ、宝石コレクターで伯爵の持つエメラルドをコレクションに加えるべく指輪の売却を迫った男。

2人目は伯爵のおい、父親は事業に失敗、その際に伯爵からの援助も得られなかったことから自殺しさらには一家離散の運命へ。

自身は投資家として成功を収めている。

3人目は警備システム開発会社の元社長、会社が伯爵に買収されたことによりその地位を追われ、いくつかの事業を立ち上げるも失敗、現在はほそぼそとパソコンの修理屋をしている。

 

人相だけでいうと、1人目はルパン三世ではおなじみの典型的な悪人顔、2人目の若い男は態度がでかそう、反対に3人目のおっちゃんは気弱そうで殺人は起こせないのではなかろうか。

ミステリー作品の場合、犯人は見た目と真逆なことはよくあることですが、今回はどうか・・・

 

だが3人とも証明されているアリバイがあった。

ということは、3人の中に犯人がいるとしたらアリバイを崩さないといけないってことですね。

これもミステリーの王道的な展開。

 

ありがたいことにそのアリバイは3人が勝手にしゃべってくれています。

1人目はホテルのパーティーに出席、ただし現場から5分の至近距離。

2人目はシシリー島にいた、ただし本人が現場にいたという目撃証言あり

3人目は行きつけのバーで飲んでいた。

 

で、この館、実は顔認識システムが搭載されているハイテクな建物ということが判明。

画面は・・・走査線が見えるのでいまどきブラウン管なのがわかりますね。

そこはシステムの古さによるものといってもいいでしょう。

 

で、食堂に集められた3人を見ますと、3人目のおっさん、飲んだくれかよ・・・

会社を追われてからストレスを酒で解消するってのは今も昔も変わらない典型的なパターンですね。

 

夫人は犯人の動かぬ証拠を見つけた(これは先にルパンに対してでっち上げだと言ってる)と説明している途中で突然の停電と銃声!!

死んでしまったよ伯爵夫人も・・・

死に際に館に通ずる跳ね橋を上げ完全に封鎖された状態へ。

さあ、ミステリーが盛り上がってまいりましたね。



スポンサーリンク

手がかりを探せ

見つけた手がかりはこんな感じ。

・館の入り口には金属探知機があり、みんな銃やナイフをそこで手放している

・ボディチェックの結果、3人とも他に銃を持ってない

・廊下の窓のカーテンがいつの間にやら閉まっていた

・食堂にある花瓶から花粉が大量に落ちている点

・ワインセラーを見ようとしていた1人目の男。

・窓からずっと外を見ていた2人目の男。

強い稲光でピンときたルパン。

さあ、誰が犯人か・・・



スポンサーリンク

謎解きタイム

さあミステリーの醍醐味、謎解きタイムのはじまりです。

 

今回の伯爵夫人の殺害事件、ミステリーとして見るとトリックは基本的、ちょっと悪くいうと古典的なものでした。

 

実は伯爵のおいが双子で、犯人は潜んでいた双子の兄の方だったというんですから。

双子を忌み嫌った伯爵により里子に出された兄と街で偶然再開、復讐を図ったっていうのもミステリーではやはり何度もかわされた発言でしょう。

 

コナンの場合なら比較的初期の話で使われるものですね。

まあコナンもコナンで、現実的に考えたらとうてい無理だろってなトリックもあったりしますが。

でもこの作品はコナンではなくルパンであるということに留意しておきましょう。

 

難解なトリックや変わった犯行動機なんてぶっちゃけた話なくてもいいんです。

トリックにこだわるんなら、それこそミステリー小説でも読んだほうがいいです。

(ミステリーの書き方のルールを記したノックスの十戒を持ち出していた人もいたようですが、あれはあれで作者が冗談半分に書いたものって見方もあるので・・・)

 

肝心のこの館の顔認識システムは古いってのが明らかになっていますが実は双子、しかも一卵性双生児の判別ができないシロモノでした。

ただ、そこが今回の事件のミソだったわけですね。

シシリー島にいたはずの男が伯爵殺害の現場にいたってな目撃証言も2人の男が似てて人の目ですら見分けがつかないってなところ。

 

そして、廊下の窓のカーテンを閉めたのは停電のときに雷が鳴ると明るくなってしまいどこかに隠れていた人間があらわになってしまうため。

メイドさんが犯人ではないかと思った人も多そう

今回のエピソード、あの美人のメイドさん(マリー)が犯人ではないかと思った人のほうが多いのではないかと感じています。

私も最初はそのクチでした。

 

1話ものにしてルパンらしい意外さを見出すとすれば犯人を話の間ずっとノーマークだった意外な人物にする、そこぐらいしかないですからね。

でも今回は違いました。

3日前に両手をやけどしてペンすら持てないっていうんですから。

これでは銃の引き金はにぎれませんね。

 

で、ルパンはどこでその事実に気づいたか?

これは序盤でメイドさんがドアを閉める時にドアノブを持つのではでなくてドアそのものを引いて閉めた、そのシーンでしょうね。

ドアノブがあるのににぎらずにドア閉めたら誰だって違和感を覚えるはずです。

では今回のみどころはどこだったか?

では今回のみどころはどこだったか?

というと、事件そのものよりも、あのルパンが偽名を使って探偵の仕事をきっちりと完遂している、その姿ですね。

祖父のルパン一世(アルセーヌ・ルパン)もジム・バーネットの偽名でバーネット探偵社を設立して探偵をしていた、その姿を孫もなぞっていたと。

 

ただ、旧知の仲とは言え、泥棒らしくルパンが依頼者から何かをかすめ取るまではしませんでしたか。

一人殺ってるんですけどね!!

 

あとは今回のメイドさんがやたら美人ってところですね。

なにこのメイドさん、ルパンが描いた似顔絵見て笑うその笑い方、惚れません??

私もお金があったらぜひとも雇いたいです。

 

でも、雇い主の伯爵も夫人も死んだいま、今度はだれが身寄りになるのか気になりますね。

もしかするとあなたかも!?

 

あとはラストで「炎のたからもの」が復活してくれたことですね。

カリオストロの城といえば緑ジャケルパンの集大成とも言える作品ですからね。

実はアルセーヌ・ルパンシリーズでバーネット探偵社ものの数作品前が「カリオストロ伯爵夫人」なことが判明。

どうもここから引用されているようで。

また女性の心を盗んでいったのかいルパン!

 

最後のセリフは・・・日本海庄やかな?

小ネタ集

ルパンですら突破できない警備システムを作るべく構築をしていた伯爵。

ルパンが話題になるたびに新聞記事をスクラップしていたわけですが、そのスクラップ記事は全て元ネタがありました。

最初の4記事

左上→旧ルパン三世14話「エメラルドの秘密」

左下→旧ルパン三世15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」

右上→旧ルパン三世8話「全員集合トランプ作戦」

右下→旧ルパン三世10話「ニセ札作りを狙え」

次の4記事

左上→旧ルパン三世19話「どっちが勝つか三代目」

左下→旧ルパン三世20話「偽ルパンを捕まえろ!」

右上→旧ルパン三世4話「脱獄のチャンスは一度」

右上隅のバイク→旧ルパン三世1話「ルパンは燃えているか」

右下→旧ルパン三世9話「殺し屋はブルースを歌う」

 

分かるやつすげえな・・・

私調べてもさっぱり分かりませんでした。

アイキャッチ画面

旧ルパン三世7話「7番目の橋が落ちる時」

 

アニメ放映をご覧になった方は屈指の名シーンとして覚えているのでは?

緑ジャケ(旧ルパン三世)についても解説

今回は緑ジャケのルパンが活躍をするエピソードでしたが、緑ジャケといえば忘れちゃいけない旧ルパン三世ですよね。

 

旧ルパン三世について解説すると、放映されたのはなんと1971年とテレ朝版ドラえもんよりも古いです。

夕方に放映されるアニメ=子供向けな当時にあえて大人向けのアニメを作ろうと演出家は人形劇の演出をしていた大隅正秋氏に依頼。

この当時のアニメは演出家が実質的な監督を務めていました。

今でも監督を演出としてクレジットしてるところもあるかも?

そして作画監督には大塚康生氏、ルパンの声優には当時舞台俳優をやっていた山田康雄氏を起用とそうそうたるメンバーが集まりました。

 

で、いざ放送が始まってみると視聴率が全く振るわず!!

テレビしか娯楽がなかった時代にもかかわらず視聴率がヒトケタだって言うんですから。

なので3話くらいまでやったところで演出家が交代させられてしまいます。

 

このときに依頼を承諾した演出家は大塚康生氏の知人で「Aプロダクション演出グループ」と匿名を条件とした宮崎駿、高畑勲コンビだって言うから驚きですよね。

当時から彼らはアニメ制作においてなにかとコンビを組むになることが多かったようです。

13話以降の後半の話、出っ歯に作画されたルパンはだいたい宮崎高畑コンビです。

演出家の変更でなんとか子供向けに方針転換をさせようとしたものの視聴率は二桁になることはなく、わずか23話で打ち切りになってしまいました。

 

本放送時は不人気だったのに急に話題を呼ぶようになったのは、実はテレビの再放送がきっかけという稀に見る作品だったんですね。

この失敗もあってか赤ジャケのルパンは最初から子ども向けのコミカル路線に転換してます。

で、降板した演出家の大隅正秋氏は・・・その後実はTVスペシャルのルパン暗殺司令で監督を1度務めたりと制作サイドとの関係は修復された模様。

カリ城や新ルパンの最終話で別名義で監督を務めたものの、「今までのルパンは全て偽者だった」としてその後一切関わっていない宮崎駿氏とは対称的ですね。

 

今回は探偵ものということでルパン三世の醍醐味の一つであるアクションシーンはほとんど描かれませんでしたが、変わって長年の泥棒稼業で培った頭脳明晰っぷりが光る回でした。

次週はギャグ回ということで、こちらも楽しみですね。

ルパン三世part5記事一覧

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。