no-image

ルパン三世part5第19話「7.62mmのミラージュ」視聴!~キレイな終わり方~



ルパン三世part5の第19話「7.62mmのミラージュ」が放映、配信されています。

 

このところ1話完結もののエピソードが続いていますが、今回も1話完結もの。

次回予告ではなにやら次元が大活躍する回ということでしたが、気になりますね。

 

そいじゃ、見ていきますよ!!

スポンサーリンク

しょっぱなからルパンはチェスですよ

今回、いつもの銃撃ちまくる話は打って変わってしょっぱなからルパンがとあるじいさんとチェスですよチェス。

しかも谷底で。

盤のそばにワインをお供にしている時点でこのとあるじいさんがそれなりの地位にいる奴ってのがわかりますよね。

もうそこかしこに隠れすらしていない大物オーラ、大物オーラ、大物オーラ・・・

 

じゃあなぜに今回ルパンはチェスに興じているのか?ってのが回想の形でAパートで描かれます。

 

とある南国の街にいるルパン、お気に入りの女性店員を口説こうと同じ時間に喫茶店に居合わせるんですが、ルパンを狙う狙撃手により誤って銃で撃たれてしまう・・・

軽傷ですんだのがせめてもの救いですが、ああ、お気に入りの女性が・・・

 

このときに使った弾薬の薬莢に刻まれていたのがd4、これはチェスの最初の1手の超ポピュラーな形。

他にはe4から始める一手もあるということですが、チェスの9割はそのどっちかで始まっているとサイトでも書かれていますのでチェスを覚える人はかならず目にすることでしょう。

 

今回はチェスになぞらえてルパンを誘ったんですね。

 

で、とあるじいさんこと大富豪ジルベルスタインからのお誘いに気乗りしなかったはずのルパンがなぜいきなり誘いに乗ったかは描かれてませんでしたが、おそらくは警官までターゲットにされた無差別狙撃事件にまでなってしまったために断るわけにもいかなくなってしまったか。

 

ゲーム中の会話でミラージュはいい女だったかの問いに対し「峰不二子よりもいい女」との答えに顔を歪めたルパン。

やはりルパンの中では峰不二子が最高の女ということか、この野郎、そんな恋愛シーンも見せやがって!



スポンサーリンク

数少ない次元回

今回のメインは次元とミラージュの銃の撃ち合いですね。

 

次元がメインと言えば新ルの99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」も有名ですが、新ルは必ずメインキャラ5人がフルで登場する制約があり、それぞれの見せ場も描かないといけなかったのに対し、今回はそのような制約は一切ありませんから次元のガンアクションシーンが踏み込んだところまで描かれてます。

 

何がいいって、1VS1とはいえ、非常にキレイ~な描き方をしてるところですよ。

 

銃に精密したものでなければ描けない緻密なメカ作画、マネキンor木の棒を使った非常にわかりやす~いトラップを互いに別なタイミングで仕掛け合う、実は位置情報にモダンなものを使ってた、交錯する銃弾のスローモーション演出、連射での岩石くずし、終始FPS(この場合はいろんな向きから人物を描いていたのでTPSのほうが正しいか)を見ているかのような銃撃戦、そのどれもがカットに枚数を割いた見応えがあるこの描きよう。

意外なことにメカ作画監督がいませんでしたが、作画監督以上の役割の人物のどこかにいるはずなんですよね、銃に詳しいアニメーターが。

 

そう、1VS1のガンアクションはこうでないといけないんですよ。

ここ10年作品が増えすぎて現場へ回る予算が少なくなってしまい口パクなシーンが増えているのが残念でならないですね。

もっと作品を減らしませんか??

作品多すぎて「3話まで見ろ」どころか、PVと1話のアタマ2分で見る見ないを判断しないとおいつかないんですよ!

とアニメ業界批判はここまでにしておきましょう。

 

そして、上で銃撃やってるかと思えば下でその銃声を聞きながらチェスやってる、このシチュエーションもキレイ~でしたね。

まさに生きているって感じがするねぇ~

 

最後はミラージュがルパンを狙って銃を撃つその瞬間に次元が撃った一発の銃弾がミラージュの銃にヒット、弾の飛ぶ方向をわずかにそらしジルベルスタインの脚にヒットするまぁ~ちょっとできすぎた展開でしたが、そんな展開は過去のアニメルパン三世では何度も何度もありましたから今更驚くこともありませんね。



スポンサーリンク

終わり方もキレイ~

終わり方もキレイでしたね。

 

まずはチェス対決。

ジルベルスタインはミラージュの銃弾に倒れ(足に命中したから気絶しただけで死んではないはず)、知ってか知らずか降参したルパンを見て試合に勝って勝負に負けた結末を地で行ってしまいました。

 

そして銃撃戦の結末。

なんとミラージュだと思っていた人はミラージュの娘だった!

そうか、途中にあった次元とミラージュの回想シーン、もう20年以上も前の話だったのか・・・

このときにはミラージュも娘を身ごもり、かなりおなか大きくなってましたよね。

この頃は次元もトレードマークの帽子をかぶっていない、目や髪型が分かる数少ないシーンですね。

まさか父親が次元とか・・・まあありえないですか。

 

ルパンが言った「憐憫(れんびん)」ってのはあわれみの気持ちって意味。

 

オーラス、さすがに次元も時代的に携帯灰皿を使わざるを得ないのか・・・

 

そしていいですね、母は大病で治療に多額のお金がかかる→チェスの掛け金100万ユーロを振り込んどく→ミラージュ(蜃気楼)を追うのはやめて、別な道を行け→からのさっきまでミラージュが使っていた銃を背負い、(ミラージュの娘の人生の重みを)俺が背負っていく次元の発言で終わるこのエピソード。

最後までシュールに決めてくれました。

 

脚本家を確認したところ「時雨沢恵一(しぐさわけいいち)」氏と判明。

時雨沢恵一氏といえば「キノの旅」で有名になったラノベ作家。

キノとエルメスが複数散らばっている架空の都市国家を3日間ずつ旅する短編集の連続で、各国家に個性をもたせつつ萬話的な雰囲気を併せ持った作風が受けシリーズの累計売上が820万部にもなる記録的ヒットを遂げた作家が今回の脚本を手がけていたとは。

 

今までの一話完結ものの話がどうにも尺が足りなかったかギャグも加えようとしたかで若干中途半端なできばえになっていただけに今回のように最初から最後までハードボイルドにまとめあげた中身が非常に頼もしく見えましたね。

 

この話だけリピート再生したいくらいです。

ニコニコチャンネルの仕様のどおりこの話も例外なく一週間で有料になってしまうのがことに残念でなりません。

 

次回は銭形が盗む側になる、なかなかおもしろそうなエピソードですね。

ルパン三世part5記事一覧

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。