はたらく細胞第13話「出血性ショック後編」視聴!~この体の主の運命やいかに~

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はたらく細胞第13話「出血性ショック後編」が放映、配信されました!

本編を見る前にまずはノーベル医学生理学賞の話題。

本庶佑(ほんじょたすく)氏がノーベル医学生理学賞を受賞しました!

まさかのタイムリーな話題すぎてビックリしたりしましたよ。

これは氏の研究成果を元に作った「オプジーボ」というがん治療薬が、従来の抗がん薬とは全く違うメカニズムでがん細胞を攻撃する薬として脚光を浴びたことによるもの。

メカニズムとしては、人体の免疫力を強め、「T細胞」と呼ばれる免疫細胞・・・

出ましたよ、T細胞。

要は小野Dが演じたキラーT細胞です。

がん細胞の回で活躍しましたね。

このT細胞の表面には免疫を抑えてしまう「PD-1」というタンパク質があるんですが、オプジーポはそのタンパク質と結合して免疫のリミットを解除しT細胞にがん細胞を攻撃しやすくさせる、そんな作用をもたらしてくれます。

おおっと、まさにはたらく細胞をご覧になった方ならイメージが付きやすい!!

わかりやすく言うと、がん細胞は自分を正常な細胞だと擬態してT細胞の攻撃を逃れようとする、このときにT細胞が持ってるPD-1を刺激します。

がん細胞は普段T細胞を手なづけてしまうんですよ。

一部界隈でいう「はまだ 死にたくないのだ わかってるのか おい!」みたいな発言をがん細胞はT細胞に向かって叫びます。

そうなるとT細胞はがん細胞かどうか見分けがつかなくなり攻撃できなくなってしまうわけですが、オプジーボという薬を投与することでがん細胞の擬態がすぐにバレてしまう、ドラクエでいうラーのかがみみたいなものですね。

さて、本編に戻ります。

先週この体の主は何らかの理由により頭部付近を損傷して大量に出血、体内から一気に20%の血液が無くなった状態、これが出血性ショックですね。

30%以上の血液が無くなるとこんどは失血により生命に危機が陥ってしまう、果たして体の主は一命を取りとめることができるのか・・・

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末端の血管ではすでに酸素不足が発生していた

白血球さんが頭部の傷口付近に急行すると街は大壊滅、しかもそこに大量にいたはずの血球たちは姿を消していた・・・

偶然にも生き残っていた一般細胞さん曰く、「100万を超える血球たちは傷口に吸い込まれてしまった」

しかもこの出血は今も続いている・・・

末端の細胞ではすでに酸素不足が発生してました。

体内の主要な臓器に血液を優先的に回した結果、末端の血管に血液が行き届かず、赤血球が酸素を届けてくれなくなってしまうためこのままの状態が続くと細胞は壊そから壊死に陥ってしまいます。

壊そ、壊死は糖尿病によりたまった悪いガスにより発生することが知られてますが、虚血(血液がなくなることによる局所的な貧血)でも発生します。

しかもインターネットで一時期話題になった左足壊死ニキのように脚に多く発生するということなので、いま赤血球さんがいるのは脚の末端=指のあたりでしょうか。

一方で肺では・・・

すでに酸素不足により体の主の呼吸が荒くなってました。

それでもなんとか少なからず酸素を生産できてはいるんですが今度は大量出血により赤血球が足りないために運搬できない、年末年始の繁忙期の宅配便の中継基地のような状況に。

(さすがについ最近ツイッターで波紋を呼んだ冷凍、冷蔵ものの荷物を常温で放置するあのような事態にはなってませんが、あれ送るときにクール宅急便指定になっているのかは不明)

それでも生き残った赤血球たちは体中に酸素を届けなければいけない、どんな弱音を吐こうがどんな環境に置かれようがひたすら酸素を届けなければならない、なぜならそれが使命だから。

そんな赤血球さん、傷口付近の無事な細胞にも酸素を届けないといけないので中国の田舎の急なガケのような場所を通らないといけないことも。

傷口に向かって昨日の台風24号のような猛烈な風が吹いていますが、白血球さんや血小板ちゃんはこの風でも飛ばされない体質、気をつけないといけないのは赤血球のみなさんですね。

ショタ血小板ちゃん、通称うしろまえちゃんも仕事してました!

モブ赤血球がコピペなのは置いといて、脳組織が出した指令は・・・血圧を上げろ!

どうやら脳に血液が行き渡らなくなりパニックを起こしている状態になった結果、クソ采配を起こすこんな状況に。

するとどうなるか・・・あとからあとから赤血球たちが集まり、押し合いへし合いになった末ガケが崩落、多数の赤血球が落下する悲惨な画になります。

ってここまでずっと、いまだ大量出血の初期症状だったのか!!

ずっと深刻に描かれ続けてきていたのでどこまで進行していたのか把握できず、もっと症状は進んでいたのと錯覚してしまいました。

確かに初期症状なら血流不足を血圧を上げて補うのは間違ってないです。

他の組織が死んでしまいますからね。

そして血流不足により体温が低下、-1.2℃ということは体の主の体温は35℃台になっているということか。

(というより体内の気温はどうなってるんだこれ、普段の体温と比べての-1.2℃低下ではなく、本当に気温が-1.2℃になってるのかよ!ということは20度以上気温が下がっていることになるが、それだとすでに●んでる・・・)

で、さらに寒くなり雪があっという間に積もる、これはもしや、八甲田山行軍かな?

(1902年、雪の八甲田山で行軍訓練を強行した陸軍が遭難し210名中199名が死亡した事件)

やばい、山小屋はここにはないぞ!!

後輩さんがくじけようとも、赤血球は酸素を届けないといけないんですよ・・・

回想がこれまたえらい地獄絵図になってますね・・・

ポッカリと空いた傷口から大量の細菌が侵入、それを免疫細胞が総出で退治しているシーンを実際に画にするとこんな画になるのか・・・

赤血球さんも寒さに耐えられず今までのシーンが走馬灯のように浮かび上がり、息絶えようとしていたその瞬間・・・

あれ、きれいなジャイアンみたいな男が赤血球さんの側に!そして周りが明るくなって、雪もやみ、そこには大量の赤血球さんが・・・

どうやらこの間に病院に搬送、輸血により血流が回復してくれたようです!!

どうも献血をした人が東北やら関西やら九州生まれだったのか、いろんな方言を話す赤血球が入り交じったお盆や年末年始の東京駅、新大阪駅みたいなことになってますがなんとか助かったようでよかった!!

献血されてから輸血されるまでの様子がなんだか凄まじいことになってますが、これは何をされているのかと言うと、血液センターで白血球が除去された後(除去しないで輸血すると白血球同士がケンカする)、遠心分離機にかけられ赤血球と血小板を分離しパックされ冷蔵されて各医療機関に運ばれる・・・その遠心分離の様子ですね。

たまに日本赤十字の車がサイレン鳴らして走ってる光景を目にしますが、あれが今まさに血液を必要としている患者さんに輸血を緊急輸送しているところです。

どうやら体内により制服が違うようで、色んな所の制服が入り混じってます。

着込んでいる制服の人はもともと雪国出身者だからですね。

昔の輸血はどの血液型にも合うO型の血液が使われまくったようですが、血液型の種類が実は数十種類もあることが判明しているいまでは血液型をチェックしてその人にあった血液を輸血するようになってます。

どうにか出血性ショックからの危機は脱せたんですが、ちょっと、4989さん後ろで何してるのwww

最後の最後までちょっとかわいいよあなた!!

後輩ちゃんにとっては新人研修のタイミングで体の主の事故による大量出血とかいう事態に遭遇してしまったのは運が良かったのか悪かったのか。

この非常事態は一生に一度あるかないかでしょうから、他の赤血球もそら研修では教えられていないし、対処できないよな・・・

そして先輩赤血球さんも生存が確認、どうやら赤血球さんと会うことなく他の部位にひたすら酸素を送り届けていたようです。

ラスト、マクロファージさん返り血あびまくってあらあらうふふとかなんかもう男の浮気相手の女性を×した彼女みたくなってませんか。

とまあ、これにてはたらく細胞も最終話が終わりました!!

今回は平和な体内世界が一転、体の主が何らかの理由により頭部から大量に出血、意識がもうろうとし血圧低下からの急上昇、血液不足による体温低下から輸血により回復するまでの一連の流れが描かれました。

いつの間にやら白血球さんと赤血球さんが恋人を通り越して夫婦になってましたね。

後輩さんはどんなハプニングがあろうともひたすら酸素を届けようとする赤血球さんの姿に頼もしさを覚えてくれたようです。

その赤血球さんの方向オンチや人の間違いはいまだに改善する気配はないですが!!

総評

はたらく細胞はアニメ放映直後から爆発的な人気になりました。

私もさっそく夏コミでコスプレした人を見かけましたからね。

なにやら一家でやってるところもあるようで・・・

ああ、オタクも高齢化した結果、どんどん家庭をもつようになったんだなあとしみじみ実感します。

まさか息子、娘に血小板コスさせるとかねえ・・・

そして各エピソード、展開自体はワンパターン(赤血球はひたすら酸素を運び白血球やT細胞といった免疫細胞は体内をずっとパトロールしている、そこに細菌やウイルスが侵入しこれを退治する)なんです。

各細胞は1つの働きしかできませんから。

そこに擬人化による人間味を加えたことでその単調になりがちな話にキャラクター性やメリハリを付けることに成功しました。

決して見ることができない体内の様子が医学について全くの素人でもあるわたしたちがわかりやすく描かれていましたし、多少は想像や端折ったところもあるでしょうが、そりゃその手の学校も初期の教育をするための教材として使いますよね。

原作の方はまだまだ続きますが、アニメは最終話まで無事に感想レビューを書き切ることができました!

最後までご覧くださった皆様もありがとうございました!

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