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【さらざんまい】第5話感想:一稀には本当の母親がいた、その苦悩が重い

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さらざんまい第5話「つながりたいけど許されない」の感想です。

前回は吾妻サラ誘拐計画をたてた一稀の話に見せかけて、実は悠と誓のストーリーでした。

両親を亡くした悠、誓も組にいるために家には帰ってこられない、実家のそば屋も家賃の未払いにより売られようとしていたある日、誓が組から横領した多額の資金によりそば屋の売却はなくなり、親類が経営することになりました。

この事実が明るみに出て組に居場所がなくなった誓、あるとき、若頭が悠を見つけ追及しようとしたが悠は一発銃を心臓めがけて打ち込みます。

さらに、誓がとどめとして数発打ち込み、若頭を殺したのは俺だと全ての責任をおっかぶりました。

第5話、いよいよ吾妻サラの誘拐計画がはじまるのか!?

第5話あらすじ

吾妻サラの握手会当日。一稀と悠は極秘計画を実行に移す。そうとは知らず、春河とともに握手会にやって来ていた燕太が見たものは…?一方、ゾンビを使って欲望を集めている謎の警官、玲央と真武の関係にも変化が現れていて―?

さらざんまいアニメ公式サイトより~

いよいよ第5話からがさらざんまいの本番

さて、どういう順番で感想を書いていけばいいだろう。

まずは先週から続く一稀と悠による吾妻サラの誘拐作戦。

マネージャーをトイレに押し込め、悠が本物の吾妻サラを誘い出しお散歩させている間に一稀が吾妻サラになりきり握手会に出演する、吾妻サラ(のふりしてLINEしてる一稀)と春河の間で交わした合言葉、当然本物のサラは合言葉そのものを知らないわけですから、もし握手会の場で合言葉がわからないと春河が失望してしまい、LINEすら返さなくなりつながりが途切れてしまう、春河に失望させたくない、つながりを保っていたいために一稀が起こした大掛かりな作戦。

途中まではうまくいっていたものの、トイレに閉じ込められていたマネージャーにより変装がバレ、さらには引田天功並みのトリックのすり抜け方により、本物の吾妻サラまで帰ってきてしまいました。

実は吾妻サラの正体はケッピだったというのです!

これについてはまたこの記事の下の方で書きます。

作戦は無事に、というか当然のごとく失敗したわけですが、なぜここまで大掛かりな作戦をしないといけない理由は春河と一稀の過去と特殊な家庭環境にありました。

これが冒頭と、サシュカッパ戦でカッパに変装したときに一稀から抜かれた尻子玉により漏洩した情報で描かれているわけですが・・・

まず、一稀はこの家庭における本当の子ではありませんでした。

実は一稀には産みの母がいたんですが、だらしない女だったためになんらかの理由で別れ、まだこのとき一稀は1歳2歳くらいだろうか、幼かったために父親が引き取っていきました。

その後父親は今の母親と再婚し、一稀が5歳のときに弟の春河が誕生した、一稀と春河は母親違いの兄弟だったのです。

今の母親や春河は一稀を本当の家族として見てくれていて一稀もあたたかい環境で暮らしていたんですが、10歳のある日、祖父がいまわのきわ(亡くなる間際)に言い残した発言により一稀には本当の母親がいることが分かり、この家族は偽物なのだと苦悩の日々が始まってしまいました。

そんなある日、一稀の本当の母親だという人が現れた、果たして本当に本当の母親なのかは一稀視点なので100%YESとまでは言えませんが、本当の母親に出会ったことで一稀は今の家族が本当の家族であると決めることができた。

しかし、翌日一稀が本当の母親を見送りに行こうとしたとき、春河が来てしまった。

一稀はこの件を誰にも内緒に進めたかったので厳しく引き離してしまったが、その直後に交通事故にあい春河はこのあとの車椅子生活を余儀なくされてしまった。

本当の母親を見送りに行く道中でのできごとであったため、一稀はまた今の家族が偽物の家族であると思うようになってしまった。

それでも一稀は家族とつながりたいとサッカーをやめ、ニャンタローを盗み、吾妻サラのコスプレをして自撮りをLINEで送りあうことにした。

ああ・・・そういうことだったんですね。

今の家族は本当の家族ではない、その孤独感、疎外感が一稀が成長するにともない苦悩としてどんどん重くなっていく、その苦悩がいままでの話でもずっと描かれていたことが分かりました。

私の母親も実はバツイチでかつては遊んでいたなることをほんの数年前に知ったわけですが、今の父と再婚したあとに誕生した私(なので今の母父=本当の母父で、それ以外に「本当の」母父がいるわけではない)とは、次元がまるっきり違うぞ・・・

で、この苦悩が今回のサシュカッパ戦で春河が本当の母親と同じにおいがするサシュを持っていたことが原因で敗北してしまい、人間に戻れなくなったストーリーとして展開されている、と。

もっというと、二人の警官の関係もこれまた怪しいことになってきています。

ちょっと!5話で爆発的に面白くなってきたではありませんか!

ようやう本番が始まった感じかな。

面白くて、クソ重いストーリーを個性的な演出で描いてくる・・・

その独特な描写によりのめりこめるかそうでないかは人をかなり選ぶ作品ではあるものの、はまる人はドハマリするはず。

今期のアニメ群の中でも別格ですね・・・

それでは第6話でもお会いしましょう!

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