【さらざんまい】第9話感想:誓は悠の前では悪い奴になりきれずに命を落とした

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さらざんまい第9話「つながりたいけど伝わらない」の感想です。

前回は悠と誓が浅草を出ることを決めたエピソードでした。

悠は誓とともに暮らすことを選んだ、そのためにサッカーを捨て、ミサンガを一稀に託すことにしたのでした。

浅草を出るまでのわずか1日、誓は燕太と活動し、悠が誓のためなら報われなくてもなんでもやっていることを知り、燕太も一稀のためなら報われなくてもなんでもやってやると決意を抱きます。

一方で悠は一稀と燕太を捨てて誓とともに浅草を出るか、一稀と燕太とともに浅草に残るかを迷っていました。

しかし、一稀の自分勝手さにほとほと失望した悠は一稀を切り、誓とともに浅草を出ることを選んだのでした。

悠に切られてしまった一稀は自暴自棄になり、燕太と絶交してしまいます。

そこへ希望の皿を奪いに来たレオとマブにより一稀の身を守った燕太は撃たれ、瀕死の重傷になってしまうのでした。

それでは第9話も見ていきます!

第9話あらすじ

何も知らずに浅草を離れた悠。ひとり立ち尽くす一稀の背中を押してくれたのは…?一方で、カワウソに翻弄される玲央と真武の関係を決定づける出来事が起こる。その頃、兄と行動を共にしていた悠は、組織の抗争に巻き込まれてしまい―?

さらざんまいアニメ公式サイトより~

伝えたいことを伝えられずに後悔する面々

今回はそれぞれのキャラが伝えたいことがあるけど伝えられない、そしてつながりがきれてはじめて伝えられずに後悔し、助けたいと行動を起こす覚悟を決めたエピソードでした。

燕太が一稀の目の前でレオマブにより撃たれ、病院に搬送され生死の境をさまよう。

対カワウソ兵器に放り込まれたケッピが雷5656会館(実在する)から外へ飛び出し、デコトラ、しかもカワウソ帝国が差し向けたであろう古いトラックにはねられてケッピもろともこなごなに、その後サラにより修復、解凍がなされました。

悠は誓とともに浅草の街を出ることを選んだが、組の抗争に巻き込まれてしまうことに、誓は次々と敵対する組員を撃つが、悠の目の前で他の組員により撃たれてしまう。

レオはマブのことが恋愛感情として好きで支配したいと思っていたが、その欲望を鏡として具現化した自身の分身により実際はマブを生き返らせたカワウソ帝国に翻弄されていることを知り、本物のマブを取り戻したいと思うように。

両親の転勤が多く、転校しても浮いてしまいクラスに馴染めずひとりぼっちだった燕太は一稀により救われ、一稀をひとりぼっちにしたくない、ずっと守りたいと思うようになったのです。

しかし、燕太は肝心なことを言えないままに撃たれてしまいました。

そのことを姉の口から知った一稀。

さらに、交通事故で足を損傷し車椅子生活になってしまったけれども、燕太により助けられた春河。

春河は一度は捨てたサッカー部に再入部して練習を再会した一稀のことが好きだと言います。

一稀は命のカウントダウンがすでに半分ほどになっていて、かつカッパに変身している燕太を助けるために奪われた希望の皿を再び取り戻す覚悟を決めました。

その決戦は・・・今夜。

一方で組の抗争に巻き込まれてしまった悠と誓。

「うまくいかないときは全部捨てる」

「この世界では悪い奴が生き残る」

逃亡するための船のチケットを手配してくれた弟分のマサを殺した誓。

さらに、誓は抗争の末できた弟を悠を捨てようとしたが、別な組員により撃たれて瀕死の重傷となり、そのまま水上バスのデッキの上で悠の目の前で命を落とすことを選んでいくのでしたた。

(誓を撃った組員もまた別の組員により撃たれて命を落としている)

この場合のできたとは自分の思い通りに動いてくれる素直な子という意味か。

しかし、素直すぎて逆に徐々に邪魔な存在になっていったようです。

うえええええええええ!!!

誓が終盤で命を落としてしまう展開は・・・まあこれは読めたか。

「この世界は悪いやつが生き残る」今までのストーリーにおいて誓は何度もこの言葉を繰り返し言っていたんですが、最後の最後で瀕死になってしまった、黒い組織にどっぷりハマっている誓も、なんぼうまくいかなくて他の関係を捨てたとしても最後の最後まで悠を捨てることはできなかった、悪いやつにはなりきれなかったってことですね。

誓が死に際に言った言葉は何だと思います?今後の悠の生活費の心配ですよ?

ああ、自分が死ぬことを選んでもなお、悠を守りたかったんだな・・・

回想で悠と誓が三社祭に参加したり、サッカーボールを買ってもらって遊んでいたりするシーンを映すとかこれもう反則ですよ・・・

悠が大金が入ったバッグを捨てたのはすべてはいらない、俺はただただ誓を助けたいと覚悟を決めたことの現れかな。

男女の恋愛、友情、兄弟愛、コンビ愛etc、つながりが切れてからはじめて伝えたいことを伝えられずに後悔する、もっと自分の欲望とか愛情を前面にだしておけばよかったと後悔してももう自分の目の前に伝えたい相手はいないから時すでに遅しとかこれもう6年前の私も経験したよ・・・

で、もう一度相手に会いたくてもすでに別れて連絡先も変えられちゃってわからないからもうどこにいるかわからない、もしくは命を落としているから二度と会えないってパターンよ?

私の場合その後一度だけバスの中で会えたんですが、あのときにこっそり耳元でその言いたいことをつぶやけばよかったかな・・・としばらくのあいだひとしきり後悔してましたっけね。

いや、ほんと今期この作品に出会ってよかったよ。

そこらじゅうで多数はびこっている男女の安く非常に薄っぺらい恋愛要素を取り入れて必ず成就する作品や、いろんなタイプの女の子をアイドルや○○娘と言って多数出させて男の劣情をただただ増幅させる作品を見るよりも、絶対こういう作品を見たほうがいいってみなさん。

これあと2話でどうするのさ、希望の皿を5枚手に入れても、叶えさせたい欲望はそれぞれにあっても、叶う欲望はたった1つだぞ・・・

それでは第10話でもお会いしましょう!