転生したらスライムだった件第8話「受け継がれる想い」が放映、配信されましたので感想を書いていきます。
前回、シズさんの体に憑依させられていたイフリートが抑えが効かなくなり突如暴走、テンペストを焼き払ったりサラマンダーを召喚したりと甚大な力を見せつけました。
それに対しリムルは捕食!!
捕食することでイフリートの力をおさえつけることに成功します。
今回はその続きのストーリー。
さあ見ていくよ!
もくじ
すっかり衰えてしまったシズを捕食しいよいよリムルが人間に
シズさん、前回までとは打って変わってすっかり体が弱々しくなってしまいました。
それはいままでイフリートが憑依していたことで生命のパワーといいますか、若くてフレッシュな肉体をずっと維持できていたんですが、前回リムルが捕食したことでそのパワーが失われ、急激に年相応の体へと変わっていったからですね。
逆算するとシズさんは1930年代後半生まれですから、そのまま生きていたなら実際の彼女はもはや御年80前後と後期高齢者になったバアちゃんですよ。
今でこそ80歳でもピンピンしている方のほうが多いんですが、シズさんは肉体は若くても精神は年相応のものに。
力を吸い取られたイフリートの方が早く寿命を迎えそうなものですが、どうやら憑依させられたことで寿命がなくなるようで。
で、シズさんも若いときとはちがい、歳を重ねるごとにイフリートの力を抑えることが難しくなり、今回のように暴走を許してしまうこともありました。
あの強さですから、再び体内に抑え込むのは相当難しそうなんですが、どうやって抑え込んでいくのかそこらへんも見たかったですね・・・
そして今回はそんな体が弱くなってしまったシズさんの過去語りがメインの切ない話でした。
その話をつなげていくと・・・シズさんも生まれてから現在に至るまで壮絶な人生を送ってきたことに。
1930年代後半頃に生まれ、1945年の東京大空襲のときにB29から降り続く焼夷弾の炎で命を落とす直前で、魔王により召喚。
イフリートを憑依させられ魔王の側近として暗躍。
とはいっても死に際の世の中をよく知らない女の子にイフリートを憑依させるくらいですから、魔王はほとんど駒の1つとしてしか使ってなさそうですが。
勇者との戦いにより城を捨てた魔王はシズさんを残し別な居城かどこかに雲隠れするんですが、シズさんは剣を交えた女勇者により保護され、その後ともに旅をすることに。
ね、自分が戦局不利になると魔王はどこかに逃げるでしょ?
RPGの定番ですね。
でもシズさんがこの戦いでやられなかったのが不思議ですね。
魔王の側近と言うより捨て駒としてまっさきに命を落としそうなものですが、ここはイフリートが暴れまわり勇者たちを炎で焼き払ったということでいいでしょうか。
それからウン十年、勇者とともにたくさんの人を助けてきてイフリートの力を使いこなし、「爆炎の支配者」と呼ばれ英雄視されるようになったシズさんですが、その勇者は「きっとまた会えるから」との言葉を残し、姿を消してしまった・・・
突然何があったんだこの勇者、いままで仲間にしてきたはずのシズさんをおいて突然姿を消すとは・・・
去り際の「きっとまた会えるから」それにしても気になる言葉ですね。
もし再会できてもそのときはお相手の方の立場が違っていた、例えるなら不治の病に倒れていたとか、あるいは敵サイドに堕ちていたとかRPGあるあるですからね。
会いますよ、リムルは必ずその勇者に会いますよ。
勇者が離れていってしまったことで強くなろうと決心したけれど、やはりくる年波には勝てず、イフリートを暴走させてその勇者を殺めてしまうかもしれないと引退して隠居、指導者としての道を選ぶように。
もう暴走させて人を殺めるなんて悲しいことにはさせたくないシズさんの強い意志ですね。
このときに知り合った子があのドラクエの名セリフ「ぼくは悪いスライムじゃないよ」を知っていたわけですね。
リアルタイムで言うといまから20年前くらい、シズさんも年齢で言うともう60前後と定年間近な頃合いか。
そのセリフを教えてくれたガキンチョもいまや何歳になっているのか。
で、教え子の中には自分の元から離れていった子もいれば、グランドマスター(ギルドの最高責任者)になった子もいる、と。
あら、ロマンあふれる話ですね、この世界を構成するうちの、ほんのわずかではあるけれどシズさんのもとで育っていった子が活躍しているんですね。
離れていった子のその後も気になるんですが、まあ1人じゃなくて2人3人10人100人はいるでしょうから、描かれることはないでしょうね。
教え子の1人がグランドマスターなる高い地位まで上り詰めもう教えることはなくなったと感じたシズさん、指導者として第三の人生を送る中で自分を召喚した男(魔王)のことを思い出し魔王を探しに再び旅に出るんですが、そのさなかにリムルたちと出会った、と。
魔王を見つけてどんな想いかはわからないけど伝えたい、でも最終的に白髪で足腰も衰えたバアちゃんとなってしまい想い半ばで寿命が来てしまったシズさんの遺志を受け継ぎリムルは捕食して人間に擬態していくんですが・・・
なんと、スライムと人間で変幻自在かい!!
この先、状況によって都合よく姿かたちを使い分けるの決定じゃないですかやだー!!
あれ、ずっと人間の姿固定じゃないのね。
12分の切ないお話がこのインパクトで上書きされてしまいました。
ということで話を取り上げつつ感想を書いたんですが、ようやく転スラ的には序盤のストーリーが終わったところでしょうか。
2クールあるので話の流れはわりとスローペース。
ずいぶんと長い序章だったなぁ~。
シズさんの想いを受け継ぎ、リムルには魔王をぶっ飛ばすのが新しい目標として生まれました!
よかったですよ、シズさんの最期が自ら望んだとおりになれて!
ラストのこれまた怪しい描写
リムルはこれからすんなり新しい旅に出るのかと思ったらラスト、また怪しい描写がありましたね。
乾燥してひび割れた地面、飲まず食わずで餓死する寸前のオークのもとへ駆け寄る魔王の手先と思しき何者か。
エサを与えられそのまま魔王の配下へなっていきました。
また亜人たちによる勢力争いが勃発か!!
オークとオーガはまた別な種族で、襲ってくる種族はオーガ、魔王配下になった種族はオークです。
オークもそのうち登場するんでしょうね。
この世界には魔王は複数いる
どうやらシズさんの発言によると、この世界には魔王は複数いるようで。
ということはなに、世界を複数エリアに分割して支配している的なそんな感じ?
もちろん縦?横?のつながりもあるんでしょ??
じゃないと誰が真の魔王かでケンカ起こしそうですし。
魔王Aを倒してもさらにつおい魔王B、Cがいる限りさらに世界の支配は終わらないとか、彼らによりまた新しい魔王Dが任命されてしまうとか、この世界ではそんなことも起こっていそう。
私を食べてがエロく聞こえたら負け
「私を食べて」
これは寿命が近づき体力がなくなったシズさんが思いを受け継いでほしいリムルに言った第8話を象徴するセリフなんですが、このセリフがエロく聞こえたら負けです。
はい、私だけですね。
いやいや、私を食べてなんて官能小説ではこれから×××する、それをおねだりする女の子が言うセリフですから・・・
さあ転スラもこれよりストーリーが中盤にさしかかります。
どんな争いごとが待ち受けているのか、どうチート能力を使い解決していくのか楽しみですね。
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