【やがて君になる】第8話感想:燈子の厄介さが厄介すぎる形で表に出た回

やがて君になる第8話「交点/降り籠める(ふりこめる)」が放映、配信されましたので感想を書いていきます。

私普段dアニメストアでこの作品を見ているんですが、今回はサムネ画像がやけにそそる上、あらすじが期待大なんですが!!

ちなみに今回のあらすじを引用すると・・・

ある日、家に遊びに来る燈子を沙弥香が駅の改札付近で待っていると、突然声をかけられた。それは偶然通りがかった、沙弥香が中学時代に好きだった先輩で・・・。また、後日体育祭の部活対抗リレーに出場する生徒会メンバーは、皆でバトンパスの練習をしていた。ところが、侑と沙弥香のバトンパスだけうまくいかず・・・。

どう考えても興味を惹きませんか?

だって、沙弥香が中学時代に好きだった先輩が今回登場するんですよ?

そして、体育祭のリレーのバトンパスで侑と沙弥香のところだけうまくいかないとか、ちょっとだけ重苦しい展開になるに決まっているではありませんか!

さあ、実際はどんな展開になるのか、見ていくよ!

交点

アバンタイトルからさっそく重々しい話ですね、私あの先輩あんまり好きではないです。

声かけられても無視したいくらいには!

なんでって、あの全般的にデリカシー皆無の発言ですよ。

なーにが「沙弥香も普通の女の子に戻ってたらいいんだけど」だよ、この言葉聞いたら顔面パンチ食らわせたいですね。

第7話でもやっぱり顔面パンチ食らわせたい発言だらけでしたからね、他の人を、とくに女性を好きになることを幼稚園児のままごとにしか思っていない、それくらい憎き人ですよあの先輩は。

その発言の前後、顔をそらしたり眉をピクって動かしたり握りこぶしを作ったりしていたでしょう、沙弥香もかなりいらだってますよ、会いたくもない人間に会ってしまったよ帰りたいよ早く来すぎたからやっぱり近くのマクドだかスタバにいればよかったよとでも思っていそう。

で、待ち合わせの相手燈子がやってきたらこれ見よがしに腕組んで、しかも先輩に対して意味ありげに「さようなら」ですよ!

ああ、えげつねえ・・・

この「さよなら」にはいくつもの意味が含まれてまして、まずは単純に待ち人が来たからこの場から離れる意味の「さようなら」でもあり、「私は今この人のことが好きだから、あなたはもう過去の人だから」という決別の意味合いでの意味の「さようなら」でもあったりします。

これあれでしょ?別れた女性と元サヤに戻りたい男に対して、女性の方はもう新しい、しかも自分とは全く別のタイプの彼氏ができていたってやつでしょ?

うーわ、これ私も近々あるぞ、このイベント!

絶対新しい彼氏いますから。

私の年齢ですと彼氏というよりはもう籍も入れていて「旦那、夫」と言うべきでしょうかね。

最初から重い、重いタイプの百合の話で先制パンチ食らわしてきましたよ・・・

私こういう重苦しい話のほうが好きなんですけどね。

傍観者としての立場として。

その後、腕組んでるのを燈子から指摘されてあわてて離すけれど今度は燈子の方からつないでくる、沙弥香としては頬を赤らめても燈子としては何も思っていないからこそできるんですよね、この二人の想いの違いが現れているシーンだけでご飯食えますよ・・・

そしてなによりも未だにOPいってないですからね。

このシーンだけで十分じゃね?とも思えてきますがいやいやまだまだ話は20分以上続きます。

で、今回のキーの1つとなるのはリレーですよ!

ちょっと、燈子が好きな沙弥香と好きになりかけている侑の思いの差からこの2人がうまくかみあわなくなってきているのをリレーのバトンパス(バトンが燈子か)がうまくつながらないことで例えてきてますよ!

とくにこの2人は沙弥香が侑を牽制していますからね、そらバトンパスも合わないんですよ、

でもいいなあ、侑と沙弥香が帰り道、すんなり分かれるのではなく侑の提案でマクドでくっちゃべるシーンをはさんできましたよ。

やっぱり重い、すべてが重い・・・

燈子のことをどう思っているかお互い話すシーンがとくに重い・・・

「好き」の意味を「先輩として」だの「友人として」だのとかわしていましたが、本質はそこではないんですよ、沙弥香はかたくなに身近な人間には口を開かないんですよ「恋愛対象として好き」なんて・・・

これを言えるのは前回登場した喫茶店の店長の女性くらいですからね。

侑には絶対に言わない、全く知らない第三者にだけは言える恋愛対象としての「好き」の感情・・・

私こっちのほうでうなされっぱなしでしたね。

ラストは演劇が成功したらの話を織り交ぜてきましたか・・・

そういえば私も思ったんですが、演劇が終わった、姉ができなかったことをやりとげた後の3人、ホントにどうなっちゃうんでしょうね。

燈子はやっと自分らしい人生を描くようになるのか、それとも自分が思った姉の人生を描くようになるのか、そして沙弥香はタブーとなる告白をしてしまうのか、侑は燈子に対する想いがいい意味でも悪い意味でも変わってしまうのかどうなのか。

うえ、これアニメの1クールでは分からないぞ・・・

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降り籠める

今回もっと重い話なのがこちらですね。

雨がテーマのこの回。

雨の中相合い傘して帰る侑と燈子。

後輩が先輩を、10cmも身長差がある先輩をタオルでわしゃしゃする、それを先輩も受け入れる、先輩の素が現れた甘いイチャイチャ回のように見えて・・・やはり知ってか知らずか地雷を踏み抜いていくスタイル!

これが燈子がめんどくさいと言われるゆえんですよ、「私を嫌いにならないで」と言いつつ、ひとりでいろいろと考えすぎていろいろネガティブ発言する、自傷行為に至らないメンヘラみたいなやつね!!

それをひとしきりに話したあと、「大丈夫?」じゃないんだよ、ここで愛情確認かよ!

ここで大丈夫じゃないって言えるわけがないじゃありませんか!

言えるわけがないだろ!!

うそでも「大丈夫」としか答えるしかないですね。

「大丈夫じゃない」なんて言ったら確実に明日から燈子は学校には来ません。

これが先輩の甘えや不安な面を知っていてお付き合いをしている侑でなかったら・・・

絶妙なバランスだな。

これやったら嫌われないだろうか?というよりも「好かれないだろうか?」なんて常に思いが張り巡らされている、普通の恋愛とはこれまた違った不安さからくる一人チキンレースをやってるのが燈子。

でも、人を好きになるのがわからないので、どこまでやったら相手から「自分のことが好き」と分かってしまうのかがわからないのが侑。

なので無自覚のうちに地雷をバンバン踏んでしまうんですよね。

で、侑との距離が縮まってきたのが分かったら燈子は今度は声のトーンを変えてこれ以上踏み込んでくるなというニュアンスの発言ですよ・・・

「嬉しいって、どういう意味・・・」一番声が低いのがこの発言だったんですが、おま、ついさっきまで目の前の子とイチャイチャしてたろ!

「好きになってはいけない」=「2人でイチャイチャして(恋愛的な意味で)嬉しくなってはいけない」だったか・・・

イチャイチャ自体は問題ないけど、その行為に「好き、燈子への肯定」を出してはいけなかったか・・・

でも侑の弁明(好きにならないと決めた侑だからこそした)に納得したのか直後のシーンで燈子はまたイチャイチャを再開しているんですよね。

その弁明後の反応が無性に気になる侑の表情ね、このあとまた燈子がヒス入ってしまうのではないかという不安混じりの身構えた表情ね、これは必見ですよ。

でも燈子は素直に「相合い傘できて嬉しいよ」なんて言えるんですよね。

侑には言わさないのに!(言ったら燈子のヒス確)

そんな燈子、最後なんて安心したのか寝てましたからね。

こういう両極端な面が数分おきに見られるのが燈子の表の面。

自分は好きでいたいけど、相手からはグイグイ来てはいけないって、この恋、歪みっぱなしだなあ・・・

ということはあれだ、序盤に沙弥香に軽々しく手をつなぎかえしてきたのも、これくらいなら沙弥香は自分を好きにはならないだろうと確信しての行いだったということか。

逆に何回か見られた侑から手をつなぎたくてもできないのは、燈子との関係が一歩踏み込んでしまうことになってしまうと分かってしまうからですね。

侑の性格的に、最終的には先輩に気を使わせてるから自分がやる=「私のことが好き」にまでしきいが低くなりそう。

そんで侑も沙弥香も、こんな厄介な女子のことを好きでいられるなあ・・・

それが燈子のある種の魅力ではあるんですけどね!!

ああ、これ、私のことを好きになった人のうちの1人が燈子みたいなタイプだぞ・・・

おお、さっきまで落としてばっかりのバトンがつながったよ!

ふたりのなかに「燈子=厄介」とかいう共通認識ができたからだ!!

とまあ8話が終わったんですが、なにこのこの先が見たくなるタイプのドロドロ恋愛!

あじさい回

今回のキーワードはリレーですが、象徴となったのはやっぱりあじさいですね。

燈子→沙弥香、沙弥香→侑、侑→燈子とパスリレーが続いていくんですが、最後だけはどうにもつながらない、燈子はこのとき寝てましたからね。

そして3つのシーン、よく見るとそれぞれで花の色が違うのもポイントですよね。

燈子と沙弥香→青たくさん、白2つ

沙弥香と侑→ピンクと白が半々くらい

侑と燈子→ピンクと青が半々くらい

ちなみに紫陽花の全体の花言葉は「移り気」「浮気」そして「無常」!

この3人が移り気や浮気をするとはまったく思えないので、一番ぴったりなのは「無常」ですかね。

「浮気」なんてもはや恋愛、その後結婚にとってものすごくマイナスなイメージなんですが、最近は花の集まりを家族の集まりになぞらえて「家族団らん」が連想できるとあってか、プラスのイメージもこめられつつあります。

花の色にも意味がありまして・・・

青は「冷淡」!これはふたりの距離が1mmでも近づいてはいけない、そんな冷淡なところがある厄介な燈子にぴったりな色ですね・・・

ピンクは「元気な女の子」!これは侑にぴったりな色。

白は「寛容」!これは沙弥香にぴったりですね。

それにしてもこの三者の恋、どうなっていくんだろ・・・

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