【やがて君になる】第12話感想:感想書くのが最高難度の難しさでもうつらいよ私…

やがて君になる第12話「気が付けば息ができない」が放映、配信されました!

前回、いよいよ生徒会の演劇の合宿練習が始まったわけですが、その指導役に生徒会のOBだった男性が参加します。

その男性は姉の生徒会長時代の様子を燈子に語ってくれたんですが、燈子が思っていた姉の様子とは全然ちがっていた、さらに、燈子の練習の様子を見て、「燈子は姉とは違う」とも言われてしまいました。

姉になることを望んでいた燈子はその残酷な事実を受け入れざるを得ないこの状況。

はたしてこれからの燈子や侑との関係、そして演劇も一体どうなってしまうのか?


見ていくよ!

 

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気が付けば息ができない

今回、感想を書くのが非常にむずかしいです!

過去最高難度といってもいいですね、それくらいむずかしいです。

むずかしくてつらい、つらい、つらい、ただひたすらにつらいことになってます。

本当にどう描けばいいのか、ふさわしい言葉が出てこないです。

もともと語彙が多いわけではないですが、輪をかけて言葉が出ません。

私も気が付けば息ができなくなってしまいます。

演技の稽古、練習もOBの市ヶ谷さんを交えての台本読み合わせが続きます。

市ヶ谷さんは台本を通じた演技の解釈の面や発声面で厳しい指導をするんですが、あるシーンにおいて燈子は演技に異常なほどに熱がこもってしまいます。

それは、「きみは、誰もがあこがれる理想の女の子だった」→「そんな完璧な人間なんているかしら、学校ではそう振る舞っているだけじゃない」→「家での姉さんは本音だったはずだ、冷たくて孤独な人間を演じる必要なんてないだろ」→「そうかしら、私さえ孤立していれば、両親とあなたは円満な家族でいられた、望まれた役割を果たしていたとも考えられない?」→「私の前では弱さも全部さらけ出してくれたわ」→「弱いからって素顔とは限らないでしょ、あなたにだけ、本当の自分を見せるなんて言って甘えれば、あなたがよろこぶからそうしていたのかも。この3人の他にも違う私を知る人がもっといるかもしれない、みんなに違う仮面をかぶって、仮面の下の私のことはもう誰にもわからない、私にも永遠に!・・・だったら、仮面のどれかが本物だったと信じて、どれか一人を選んで生きていくしかないじゃない」という流れのところ。

しかしこのシーン、第1話からの燈子のことを的確に描いてきていますよね。

こよみは燈子のことをそれほど知らないのに、ですよ?

やっぱりこよみの脚本家としての能力って高いのでは・・・

あと、このセリフの流れの何箇所かで昨日 市ヶ谷 さんから言われたことがフラッシュバックしていることで、演技がより迫真のものへと変わっていきます。

こわいよ全体的にこの場面のセリフ・・・

これはなに、演技をしていく中で、登場人物に燈子自身を重ねてしまったのか・・・

もはや演技ではなく、燈子は本音を吐いていると言うのか・・・

もし燈子が本当にそう思っていたとするのなら、侑に甘えていたのも本音は侑が喜ぶからだったというのか・・・

そして侑にだけ甘えていられる自分も、これも本当の素顔だとは限らないといいたいのか・・・

ああもうつらいしこの先は見られない、でも見ますよ。

ここで沙弥香は休憩を提案しました。

侑と沙弥香はコンビニに行って買い物をするんですが、昨日燈子に言われてすべてを知っている沙弥香はズカズカと深入りしないのに対し、何も知らない侑は深入りしようとしてきます。

はたして侑はその深入りした先にある、残酷な事実をどのように受け入れるのか・・・

受け入れた先にある二人の関係はどう変わってしまうのか。

※クライマックスかのように私は書いていますが、これでもまだ本編の開始から5分しか経っていません

(どうでもいいですがコンビニの品物の描写、ボヤケてはいるけれどシルエットだけで何がどう並んでいるのかうっすら分かるのがいいですね)

この劇の結末はモノローグで語られているように、恋人といるときの自分を正解にしました。

自らが選んだ人の前で見せた顔を本物の自分だと思って。

「でも・・・」

ちょっと意味深なところで切るのやめよう!

肝心なところのちょっと手前でモノローグをぶった切る、それでこの先訪れるであろう展開に視聴者を引き入れるのがうまいですね。

ただしこよみはこれでいいのかどうか未だに腑に落ちていませんけどね。

ということは、言うなれば姉なき燈子は侑に甘えたり弱さを見せたりしている自分をこれからは本物の自分だと思って生きるということですか。

台本読みも終わり、次は体育館の壇上でセットも使い実際に通し稽古へと進みます。

セリフをよく聞くと・・・これはこれからの侑と燈子を暗示していそう。

「今だって、同じようにそばにいたいだけなの、私はあなたに何も求めない、あなたはあなたのままそこにいて、私は隣りにいたいだけ」→「今の私は何者でもなくて、これからの自分を自分で選ばないといけないのに、どうやって選べばいいか分からなかった、だけど、今の私が言ったのと同じことを、昔の私もあなたに言ったんですね、だったら、あなたといたときの自分を信じられる気がする、信じたい、あなたといたときの私が本当の私、まだちょっとだけ自信がないけれど、前みたいに、一緒にいてくれますか?」

なにこれ、おそらくこれは結末のシーンなんですが、「好き」とははっきりと言わない侑の燈子への告白と、その返事のセリフかな?

だからピンポイントで爆撃する能力高いでしょこよみさん・・・

うまいなー、好きと言わない告白って、こんな感じなのか・・・

と今回の前半は演劇でのセリフを通して燈子と侑がいま抱いている思いが語られています。

後半は残酷なイチャイチャシーン

後半は侑がなかば強引に燈子を自宅へと招くんですが・・・

侑さん、本当に深入りしてしまうんですね。

「深入り」というのは、燈子が市ヶ谷さんから言われた、あのセリフを知ってしまうことです。

残酷なイチャイチャシーンというのはご覧になった方ならおわかりの通り、本当に残酷なイチャイチャシーンなんですよ。

何が残酷って、隣りに座ってひざまくらして、いやらしい想像してたとカミングアウトして、キスして、そのままベッドにふたり覆いかぶさってまたもやキスしているのに、最後には燈子が「私のことを好きにならないでね」と言う、この流れがです。


「私は自分のこと、嫌いだから、私の嫌いなものを好きっていう人のこと、好きになれないでしょ、侑のこと、好きでいたいの・・・」

「じゃあ、先輩だって・・・」

このセリフの他にも侑は何かいいたそうでしたが、何も言えずじまい。

おそらく、言ったらこの関係がすぐにでも終わってしまうようなことを言うつもりだったんでしょう。

好きな人にしかしない特別な行為でもあるイチャイチャどころかキスの裏側を残酷に描く作品はあとにもさきにもこの作品しかないですよ・・・

キス中に顔を全部描かない、身体も描かない 、くちびるのドアップだけを映し引いた止め画にしないのがいいですね。

あと、燈子が侑に市ヶ谷さんに言われたことを話すシーンの最後、 「私のままの私に、なんの意味があるの」→「先輩は・・・」でその言葉を継がせないキスをするのもなおよしです。

このシーン、侑は「先輩は(誰にもならずに先輩のままでいてください)」みたいなことを言うつもりだったんでしょうかね。

とにかく燈子は誰かにならないといけないと感じている、それは自分のことが嫌いだから・・・

しかし前回や今回、燈子の中にいる闇、爆発寸前の爆弾をこれでもかと描いてきてますね。

おかげで私も何度も見返しましたよ。

帰り道、駅前で別れた侑と燈子。

燈子はそのまま駅へ吸い込まれるように入っていきます。

(先輩だって・・・私の、「バカ」、なもののこと、嫌いって言わないでよ)

なに、こんな、侑のモノローグの重要なワードをセリフでかぶせる描写が原作であったの?

侑にこんな描写までさせちゃうの今回の燈子は!!

ずるいわこの人・・

そんでもっていまでも侑が燈子に「好き」を表現してしまったら即詰みなわけですから、これもやっぱりずるいわ・・・

ああもう本当につらい、重いしつらいしやんなっちゃう!

同じ高校生でも軽々しく好きだの嫌いだのいってつぎつぎ異性をとっかえひっかえする、恋愛をしているのか恋愛をしている自分にうぬぼれているのかわからないカップルもいれば、こうして好きにものすごい負担斤量を与えるカップルもいるんですよ。

うへえ、お酒飲みながら見ないとやってらんないよお・・・

侑は燈子を変えたいと考え、演劇のラストを変えたいと提案する

オーラス、侑はこよみに提案します。

それは、演劇のラストを変えることを!

それは自分が嫌いで他の誰かを演じないといけないとずっと思っている燈子を変えるために!

具体的に言うと、現在の結末である「3人の中から恋人の言ったことを正解にして、その人が言ったとおりの自分を生きる、恋人と一緒にいることを決める」を、だれの言うことも正解にせず、反対に他の誰かの言うことを間違いにもせず、劇中のセリフで知ったことを組み合わせた、新しい自分を生きる結末へと変更します。

それは現在の結末が、ただ単に過去を引きずっているものだったから、燈子自身が、過去にとらわれっぱなしの自分を生きているとわかったから・・・

うええ、これで最終話に続くのか、肝心の変更後の劇の結末はおそらくラストの方で実際に演じるシーンが来るまで隠されるんだろうな・・・

なんだかんだ言っても、自覚をしていなくても。もう侑は燈子を特別な存在だと思っているんですね・・・じゃないとこんな大胆な提案を演劇の合宿練習が終わった日の夜にしませんからね。

私も涙出そうになりましたよ。

切なくて。


これどうやったら2人とも幸せなことになれるんですか!

燈子は素の自分が嫌い、嫌いだから侑にもこんな自分を好きになってほしくない、もし間違って好きになったら自分は侑を嫌いになってしまう、だけど離れてほしくない、嫌いにもなってほしくない。

自分のことが嫌いだから若くして命を落としてしまった姉になりきろうとしたけど、自分が見た姉の姿と姉を知るOBの男性が見た姉の姿はまったく違うものだった、もしかするとまた別な人から見た姉の姿はさらに違うものだろう、だから自分が姉になる理由が失われてしまった。

侑は自分が好きになりかけている子が自分自身のことを嫌いだと言ってるのが嫌だ、だから変えたいと思っている。

一見すると今の二人の関係は幸せなように見えてガラスのように落としたらすぐにヒビ割れてしまう、どちらも全くを持って不幸せなわけですからね。

じゃあ2人が同時に幸せになるためには、やっぱり燈子が性格から何から変わらないといけないわけですが、それを自発的に行うのはむずかしいでしょうからそのきっかけを侑は演劇のラストのストーリーを変えさせることで生み出すことにした、当初のストーリーである、3人のうち恋人(女性です)が言ったとおりの自分を正解にして、その人の言ったとおりの人生を生きるのではなく、3人の言ったこととは違う、全く新しい自分を模索してほしい、新しい自分の人生を生きてほしい、そして、素の自分のことを好きになるまではいかなくても嫌いにはならないでほしい、侑は燈子がどんな性格に変わろうがそれを受け入れる覚悟を決める、この筋書きしかないですね。

いやいや今回の12話、本当に感想を書くのが難しいよ・・・

これ2時間で書ける方、原作既読か頭どうかしてるかどちらかじゃね?

読み込むのに私は2時間かかりましたからね。

おしらせ

※次回がやがて君になる最終話ですが、土曜日私はコミケに参加するため感想を執筆するタイミングが不明になります。

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