【ゾンビランドサガ】第11話感想:記憶を取り戻したさくらはすっかりアイドルを諦めていた

ゾンビランドサガ第11話「世界にひとつだけのSAGA」が放映、配信されました。

放映の前に今回は予告をご覧いただきましょうか。

今回の予告は巽幸太郎の日記。

どうやらさくらは生前の記憶を取り戻したとともに、生前の性格も取り戻していたようで。

でもなぜ幸太郎はそれがさくらの元の性格だと知っているんだろうか?

やはり生前のさくらをよく知っている=かなり近い距離での接点があるのは間違いないですね。

さくらがなんらかの理由で亡くなってアイドルになりたい強い夢を叶えられなかった、だからその夢を実現させようと思ったが幸太郎がフランシュシュを結成させるきっかけなんでしょう。

予告の画像を見るにさくらは目立ちたがりな性格なのかもしれないですね。

だからアイドルとして人前に出て活動をする人生を選ぼうとした…

もしかするとほかのメンバーも死体を回収してゾンビィにしたのではなく、何者かが生前の姿と寸分たがわず作りあげたか?

実はメイクアップとはゾンビィを一から作り上げる技術だったとか・・・

(ゆうぎりはどこから資料を集めたのか謎ですが)

2箇所ある中略には本編を見てほしい、それこそネタバレになることが書かれているんでしょう。

ちなみに「じっぱか」とは佐賀弁で「立派な」という意味。

じっぱかゾンビィ=立派なゾンビィという意味です。

 

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生前の記憶を取り戻したさくらは何をしてもムダだと悟ったネガティブ思考の女の子だった

前回のラスト、さくらは車にはねられたことで生前の記憶を取り戻した、反面、ゾンビ化された後のことをすべて忘れてしまっていました。

亡くなる前の性格に戻ったさくらは、ずっと「もっとらん」「もっとらん」と言っているように、自分は努力をしてもなにも報われなかった、その結果、夢を考えること自体がムダなことと考えるネガティブ思考の女の子へと180度変わってしまいました。

それでも愛ちゃんがセンターをやっていた時代のアイアンフリルが大好きで佐賀のライブを鑑賞、そのアイドルがついに武道館ライブを成功させたことで彼女の生き方に憧れるようになります。

そこでアイドル活動をやりたいと履歴書を送ろうとしたものの、その結果浮かれてしまい軽トラに跳ねられて命を落としたためにいよいよアイドル活動をやること自体がムダだと考えてふさぎ込んでしまう事態に。

それは17歳にもかかわらず自分の人生、大舞台のチャンスになると全てを水の泡にしてしまうハプニングが起きる、ホトホトうまくいかなかったことでこの考えになったんですが、本当に彼女は運もなにももってません。

運を持ちすぎていなくて私もビックリ!

小さいことから大きなことまで成功体験がなにもありませんでしたからね。

他のメンバーがいろいろ下手な理由をつけてさくらに声を掛けるもさくらのネガティブな思考があまりにも強すぎて、全てが弾き返されます。

はじまりが1話Aパートと全く同じだったので私本当に11話をクリックしたのか不安になりましたよ。

結局そこには「十一話」と書かれていたのでしっかりと11話をクリックしたとわかりました。

しかしこの回、前半にちょくちょく挟まれるギャグシーンは本当に必要だったんですかね・・・23分とことんシリアスを貫き通してくれたほうが私たち視聴者もさくらに感情移入しやすい上、もうちょっと描ける要素が増えた気がするんですが。

で、この話をどう描いたかと言うと・・・大谷翔平が投げた165km/hのストレート!

超ド直球で進んできましたよ!

今まで努力しても失敗続きの人生を送ってきたさくらは、どうせムダな結果になるんだからやるだけムダだとアイドル活動に加わること事態を拒みます。

 ゾンビになってからフランシュシュの中心メンバーとしてアイドル活動を続けてこられたのはその記憶がなかったためになにも恐れるものがなかったから。

ということでさくら回は今までのキャラ掘り下げの中で一番重い、17歳にして人生が失敗続きで挫折の心を持ってしまっていた一人の少女の物語へと変貌しました。

演劇の主役やリレーの選手に選ばれたけど肉離れなんてのはまあ1年どころか夏休み、冬休みのような長い休みが1回はさめばその間に別な経験で上書きされるので本人の性格次第ではあるものの笑い話にすらできるんですが、さくらは一度ならぬ四度も繰り返したことで大きなトラウマになってしまい笑い話にできない事態に。

心に傷を負いまくっている上に起死回生を図ったお受験でも失敗したわけですから、このイベントがやはり一番ダメージが大きかったはず。

私もありましたね、鉄道員になるためにとある高校に進学したものの、鉄道員にはなれず、別な道を進むことにした経験が。

これがトントン拍子に進んでいた私の人生初の挫折と言ったところです。

でも諦めたはいいものの、じゃあこの先なにをやればいいのか!?私になにができるのか!?全く考えられない事態になったんですよ。

さすがにさくらのようなことにはなりませんでしたが、なにをやればいいのか、なにができるのかを考えた結果、未だに見つからない!

もうその高校を卒業してからウン年経つのに!!

 

こうしてもがいてもがいた結果、そうだ、私には10年前にはじめた写真と文章があるじゃないかとようーやく思うようになったのがなんと今からわずか6年前ですからね。

話を戻しまして、記憶が入れ替わったことでネガティブ思考になっているさくらが今必要なのは、やはり過去よりも未来を考え、数回もの大きな成功体験でいままでの失敗の連続を上書きすることなんですが、こんどはそれを阻害する点としてすでに失敗が元で命を落としている、自分は今ゾンビとして生かされているにすぎない、このたった一つの事実なんですよね。

もはやドジ踏んだどころの話では済まされないわけですからね。

いや、ゾンビの設定がここでも活きてますね。

アイドル時代の成功体験はすでに記憶が失われて存在しないので、ないのと同じなんてものすごいパズルを組み合わせていますよね・・・

幸太郎さんの攻撃がはじまる!

屋敷を出て深夜にひとり公園のブランコにいるさくらのもとにやってきたのは・・・やはり幸太郎さんでした。

ここからは1イニングごとの165km/hのストレートの投げ合いのシーンへ移ります。

自分のネガティブな感情をこれでもかと幸太郎さんに吐露するさくら。

これに対して幸太郎さんは・・・

「俺が持ってるからいいんじゃーい!!」

と応酬!!

お前が失敗続きで何も持っていなくても、説明はできないけれどなにかでっかくてすごい、本当にでっかいものを持っている俺のもとにいればこの先うまくいくようになる!!

跳ねられて命を落としたことなどもはやどうでもよくなる!!

とさくらのこのネガティブスパイラルを無理やりでも断ち切ろうと動き出します。

いや、ラストの幸太郎のセリフはグッと来ましたね。

ゾンビランドサガ屈指の名シーンですよ。

会話に出てきた虹の松原は唐津市の海沿いにある松原で、日本三大松原の一つ、植樹されてから現代まで手厚く管理されてきた場所。

さくらに何があっても俺が手厚く守ってやる、そして、周りの唐津市街の灯りは見守るファンの熱い声援だ・・・

と展望台からの景色をさくらの今の立ち位置になぞらえて発言してました。

それだけ幸太郎にとってフランシュシュのアイドル活動は本気ということなんでしょう。


これでさくらもなにか心動かされるものがあったか・・・それともこのままズルズルと引きずってしまうのか・・・

幸太郎さんのことだからライブの最後の最後にさくらを無理やり出しそう。

「これがお前に対する、観客からの熱い声援じゃーい!!」

ファンの声援「ギャアアアアアアアアア!!!!」

みたいな文句とともに。

これで来週感動のクライマックスになる可能性は大ですね。

考察の答え合わせ

それではさくらが思い出した生前の記憶から、先週の考察の答え合わせといきますか。

小3のときにさくらは劇で白雪姫に選ばれた→当日おたふくかぜ引いた

小4のときにさくらはリレーの選手になった→当日肉離れ

小5、小6でもリレーの選手になった→やっぱり肉離れになった

中1の夏以降、県内屈指の高校受験を受けるべく勉強して模試でA判定(合格確実)を受ける→当日具合の悪いばあちゃんに立て続けに遭遇して助けたために入試で自分の力を発揮できず、不合格となってしまう

そのあと滑り止めで受けていた別な高校に進学したんですが、ここまで本番になると自分の力が発揮できないことばかりが毎年続いたさくらは努力しても何も報われない、何をどうやってもムダだとすっかりやる気を無くし、無気力状態になっていた・・・

絶望の淵に立ち家でポテチをむさぼっていた少女はアイアンフリルが初の武道館ライブを成功させた映像を見て、ひとすじの希望を見出しアイドルを志望、さっそくオーディションを受けるため履歴書を郵送しようと家を出た瞬間、勢いよく走ってきた軽トラに跳ねられて命を落とした・・・

ということでさくらの死因はやはり軽トラにはねられたことによる事故死でした。

さすがに多数の人が考察していた、その後助かったんだけど絶望して手首切って死ぬなんてそれはダークすぎますよ・・・

あと、展望台の会話から、さくらと幸太郎さんが親族、またはそれに近い関係の線はほぼ消えたと言っていいでしょう。

幸太郎さんがそのへんの話を全くしないのがアレですが、さくらと幸太郎に親族、知人ならではの会話はありませんでした。


で、ゾンビランドサガですが・・・12話予告の内容から、次回での終わりが全く見えてこないんですが・・・

(でもDVD、BDの3巻は第12話まで収録となっている)

ここからどうやって終わらせる、物語をまとめあげる気なんだ!?

まさか「さくらはフランシュシュのライブを演者ではなく観客として見る」、そんな結末になるとか!?

謎の男は何者だ

今回、わずか2分程度ですがもうひとり謎の男が登場しましたね。

それは幸太郎さんが飲んでるバーのマスターのヒゲヅラの男。

声優が大塚芳忠さんなのはおいときましょう。

会話に出てきた山本常朝は佐賀藩の藩士、葉隠は彼の武士としての心得を田代陣基が筆にしたためたもの。

葉隠で有名なのは「武士道といふは死ぬことと見つけたり」。


このあとのことは時間の都合もありますし深く描かれることはないんでしょうが、この人が江戸時代末期に生きていたゆうぎり姉さんを知っているのが本当に謎。

生前のゆうぎりにどでかい借りがあるということですが・・・まさかこの人は200年~250年くらい生きている、ほんとうに長寿な男だというのか!?

ちなみに店名が徐福なのは、秦の始皇帝から不老不死の薬を入手せよとの命を受けた徐福が日本に来た伝説が佐賀県に伝わっていることから名付けられたもの。

もしかするとこの男は徐福よろしく不老不死の薬を持っていて、自分も飲んで爺さんの姿となったまま死なないだけでなく幸太郎がフランシュシュのメンバーをハリウッドで培ったメイクアップ技術で作り上げた後(火葬なので蘇らせるよりも作ったほうが早そう)にその薬をふりかけたのかもしれないですね。

あと2話3話あればこのへんも深堀りできたのに残念だ!

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