【ゾンビランドサガ】第12話感想:吹雪の中ライブさせる幸太郎はさくらに成功体験を与えたかった

ゾンビランドサガ第12話「グッドモーニングアゲインSAGA」が放映、配信されましたので感想を書いていくよ!

第11話でさくらは生前の記憶を取り戻した反面、ゾンビになってアイドル活動をはじめてからの記憶が失われました。

さくらの生前は・・・何度か訪れた大イベントになると必ずハプニングが起きてすべてを無に返してしまう、簡単に言うと「持ってない」人生でした。

そんな人生だったためにアイドルとして、歌やダンスの特訓をしても意味がないと後ろ向きな性格に一変、アイドル活動すらやる気力がおきなくなってしまいます。

しかもそれが唐津駅前、アルピノでのライブの数日前に起きたから大変。

他のメンバーの説得も聞き入ることはありませんでしたが、幸太郎さんはそこに真正面のストレートを投げつけ、俺が持ってるから大丈夫だと発破をかけたところで終わりました。

さあ今週で最終話、フランシュシュのライブはどうなってしまうのか!

最後の最後に各メンバーが動いた

アルピノでのライブまであと数日といったこの状況、各メンバーが動き出します。

まずは山田たえ!

彼女は他のメンバーと比べるとほとんど活躍したシーンはありませんでしたが、そのぶん、最後の最後に彼女を持ってきましたね。

夕暮れの公園でさくらのまえで以前教えてくれた振り付けをやったりサガジンのフランシュシュ特集のページを見せたりとあの手この手でさくらを動かそうとするんですがこのときの記憶がないさくらにとってはやはり心を閉ざすだけ。

しかしながらたえはこのやりとりが心の底から楽しかったようで、じゃあ同じことをさくらにやってあげよう、振り付けを教えてあげようとしていたんですね。

そこまで裏が描かれている感動的なシーンだったのか・・・

そしてゆうぎり姉さん!

彼女もやはり我が強いまっすぐな性格でして、さくらをビンタして目を覚まさせようとしましたよ。


そしてさくらといっしょに演じたい、さくらがいないステージで成功するよりも一緒のステージで失敗したい、その気持ちを吐き出しました。

失敗してもいいからライブを一緒に演じたい、メンバーからの強い思いがさくらを含めたメンバーの気持ちを一つにさせることに成功しました。

あとはさくらの気持ちの持ち方の問題で、実際のダンスは持ち前の対応力の高さと練習量がカバーする、そこまでもっていきましたよ。

さくらにとってはそれでもやはり自分の人生における成功体験がなかった、それによる不安のほうがでかいんですけどね。

周りからの声援もありダンスの練習に復帰できるようになった、それだけでもちょぴっとは前向きになれたということでしょうか。

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さくらのもってなさは佐賀県に爆弾低気圧をもたらすほど、だけどライブやるのね

さくらのもってなさは今回のイベントでも遺憾なく発揮されてしまいました。

なんと大型台風並みの勢力を持つ爆弾低気圧が九州に急襲し、大雪を降らせてしまいます。

これにより交通機関は運休、と、佐賀県の遠くに住むのファンの人が来られないような状況に。

本当にもってないですねさくら。

それにしても雪でもやるのかよこのイベント、空気を読まないことを言いますが、普通だったらこの天候になると分かったら事前に中止にしないかねえ・・・

現実的に見ると大雪でイベント強行は危険極まりないですよ。

しかもアルピノの屋根からの雪崩落と猛吹雪が起きたことによりステージが崩壊し停電も発生とかいう泣きっ面に蜂なこの状況にすらなっていますからね。

本当にこの状況で続行して良かったのだろうか、演者ですら命の危機になってるんですから、主催者判断で幸太郎が止めようがむりくり中止にすべきだったのでは。

とまあ私はライブの演出よりもやはりそちらが気になりました。

幸太郎さん、演者がゾンビだとわかってるとはいえ、いくらなんでもやってることが鬼畜すぎますよ・・・

なにこのブラックアイドルグループ!

メンバーを極限まで追い詰めて自殺させてしまうアイドルグループと何ら変わらないではありませんか!

本番になると本来の力を発揮できなくなったことでもってないもってないうるさいさくらに、強制的に本番を続けさせることで気持ちを揺れ動かしたかったんでしょうけど、あなた、なんぼなんでもむちゃしすぎ!

演出的には最高なんですよ、さくらの本来のうしろむきな気持ちがダンスの練習もままならなくさせ、不安ばかりが残る中ライブの本番で踊っているときにゾンビになってからの記憶がフラッシュバックされ、吹雪崩落停電のハプニングが起きても無理やり成功に持ち込ませて徐々に記憶を取り戻していく、最終的には完全に記憶が取り戻される、そんな激しいシーンだったんですからね。

あと、強いて注文を言うなら、後半1/3のほとんど、それも絶好のさくひんの見せ場を占めるCGパートだけフレーム数が低くなっていて、CGじゃないパートと比較しても明らかにカクカクな動きになっていたことが気になりましたね。

さすがに60fpsでなくてもいいので30fps、いや24fpsでもいいんでヌルヌル動いてほしかったんですが、みどころのはずのライブシーンのCGにまで予算を回すことはできなかったか・・・

動きのカクカクさを各メンバーの表情やステージの演出でカバーした感じですかね。

その中からいい点を言うなら第3話と比べても、キャラクターの表情を作り分けがなされていたり(さくらが記憶を取り戻したアンコール後は笑っていたり)とクオリティは改善してるところでしょう。

いろいろ放置された設定多数、これは続編があるのか!?

ゾンビランドサガは今回で終わりですが、毎週ご覧になった方ならおわかりの通り、放置された設定、伏線が多数残されています。

いわゆる「俺達の戦いはこれからだ」エンドですね。

そういえば、今期やっていたあかねさす少女もそんな終わり方だったな・・・

どちらもアニメオリジナル作品ですが、伏線を回収できない終わり方が目立ちますね。

しかもアプリも同時配信していたのに来年1月で配信終了という悲しいニュースも飛び込んできてます。

この作品に話を戻すと、まずはゆうぎりと山田たえの昔語りですね。

ゆうぎりについては各エピソードの節々でいろんな人物からの語りという形で過去の一片が明らかになっているものの、山田たえに至っては「伝説の山田たえ」として紹介された後は半ば放置されていてお前は何者なんだよ!と言わんばかりの謎さを残している人間ですからね。

しかも最終話に至るまで彼女のみ自我を取り戻しておらず、ずっと誰も彼女のことを深堀りすることはありませんでした(ただしメンバーの1人としては認識しているけど)。

彼女は一体何者だったんだ!

あとは巽幸太郎さんの正体ですね。

最終話において幸太郎と生前のさくらは高校で同じクラスにいた、そこまでは描かれているんですがそれ以上の関係性は全く不明。

でもさくらの「アイドルになりたい」夢を叶えるために彼女をゾンビとして蘇らせ(というより一から作り上げた可能性もある)たということはそれなりに近い関係なのは間違いないんでしょうが、さくらを常に特別扱いしていたことからするともしかするといつもニコニコしていた彼女に片思いをしていたとか、そんな感じですかね。

そしてゾンビランドサガプロジェクトを立ち上げるようになったきっかけ、それはさくらの死後、さくらが大ファンだったアイアンフリルのセンター、愛ちゃんがライブ中の落雷により命を落としてしまった(公式サイト内プロフィールの死亡日より)、この件もあったはずです。

愛ちゃんとさくらを同じグループに取り入れたのはやはりさくらは愛ちゃんに会いたいと願っていたためにそれを叶えた格好ですね。

高校卒業後専門学校に行ったかそのままメイクアップアーティスト見習いとして海外に行ったかは定かではありませんでしたが、プロジェクトの稼働に当たりまずはやはりゾンビを生きている人のように見せる、メイクの技術が必要だと考えてのことでしょう。

とまあさくらのために動く幸太郎さんですが、この人、自分自身の将来の夢は何だったんだろう、さくらがもしあの事故に遭わずそのまま生きてきたとしても、やはりメイクアップアーティストだったんだろうか。

このへんは深く掘られることなく終わってしまいました。

彼女がゾンビ1号なのは、意識を最初に取り戻したというよりかはやはり幸太郎さんにとって彼女は特別な存在だからでしょうかね。

そして最終話で久しぶりに登場した芸能レポーター&ライターのあの2人ですよ。

この人が7話以降のエピソードを通してなにか事件を起こすのではないか、フランシュシュ活動の危機を生み出してしまうのではないかと読んでいたんですが全くそんなことはなく、二期への伏線として持ってきましたよ。

はたして来年、二期はあるのだろうか・・・

総評

ゾンビランドサガがとうとう終わってしまいました!

この作品はソラとウミのアイダが私の期待以下の内容だったことから急遽視聴することにした、そんな感じでの出会いでしたがいざ第1話を視聴するとなかなかおもろい!ことで視聴継続を決めた経緯があります。

放映開始1分足らずでアイドル志望のJKが軽トラに跳ねられて命を落とす主人公なんてまあーこれからも出現しないでしょうからね。

それとともに明るい日常が一転してなんとゾンビとして蘇り、さらにはアイドルとして活動、さくらのアイドル志望は死後に実現されたわけですが、本当にタイトルの通り佐賀県を救うコンセプトで活動するのかよ!と度肝を抜かれました。

第1話ではさくら以外意識が戻っていなかった状態でいきなりライブに放り込まれたわけですが、純真アイドル曲にはまず存在しないであろうデスメタルをいきなり即興でやり遂げる対応力の高さは見事でしたね。

第2話でのイベント出演では今度はラップバトルですからね。

これもアドリブ設定でしたが今のアイドルはできないぞ事前の歌詞&台本なしではラップなんて。

という意味ではさくらは主に歌や踊りよりもバラエティー向けの逸材になりますか。

それとともに作品自体が企画された段階ですでに佐賀県とタイアップしていて、主に唐津が中心ではあったものの佐賀県内の名所、名物も取り上げている、本当に舞台が佐賀だよ!ということで驚いておりました。

よかった、佐賀県神埼市出身の江頭2:50が出てこなくて!!

アイドルアニメではあるものの他の作品とはちょっと違う・・・ゾンビであることを使い、昭和のトップアイドルと平成のトップアイドルを同時に存在させることで昭和と平成のアイドル感の違いをストーリーに転化することに成功させた希有な作品ということで今期の覇権になったのではなかろうか!?

最後に、この作品に強力をくださいました佐賀県のみなさま、本当にありがとうございました!

私の住まいからは遠すぎて行けませんが、佐賀県の知名度アップに貢献できましたよ!

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