映像研には手を出すな!第3話感想:部室直しに船外活動、部費プレゼン大会

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映像研には手を出すな!第3話「実績を打ち立てろ!」の感想です。

テレビ局がハプニング映像を購入したことで得た3万円を元手に屋根と外壁が穴だらけでトタンもサビが浮いているオンボロな部室の修繕を行っていく浅草氏、水崎さん、金森の3人。

3人はその修理に宇宙飛行士の船外活動を夢想していく。

部室の修繕も一段落したところで、こんどは毎年行われているそれぞれの部活が要求通りの部費を獲得できるかいなかを決めるプレゼンを全校生徒の前で披露するイベントが開催されることになった。

持ち時間は10分、年間の獲得部費は同好会は最大6万円、部活だと最大15万円。

短編アニメを上映して実績を作り、同好会から部への昇格と、多額の部費を獲得したい映像研の3人。

高品質の作品を作り上げるのに時間をかけたいが、それだとスケジュール上、ほぼ毎日徹夜しないと完成しないという金森。

ストーリーを練るところから始めるために浅草氏が自宅のスケッチブックにイメージボードに書き記している設定画から戦車をテーマにした一本のアニメを妄想し、「アニメーションは動いてなんぼ」「アニメーターは動かしてなんぼ」という水崎氏により、細部まで人の動きを表現することに徹底したこだわりを短編アニメに宿し、金森が水崎と浅草氏がやりたい表現と現実の作画の技術力やスケジュールの調整をつけたり、浅草氏が現実と想像の間を新たなアイディアで補っていったりするのだった。

今回はプレゼン映像制作のシーンにアニメーターのこだわりを注ぎまくったな、どのアニメーターもなんぼでも動かしたいんですよ、ただ、現実的に言ってしまうと、お金と人員と納期が決して許してはくれないんですよ!

だからアニメーターが思ったとおりにはキャラクターを動かせないし、引きの画を省略して選択と集中をしてまでも、アップの画にすべてをかける!!

イメージが織りなす熱い世界が浅草氏の部屋で広がっております。

そして、これが俺たちが本当に作りたかった映像なんだ!とある程度予算とスケジュールが確保できるオリジナルの劇場アニメに注ぎまくる!

まさにいま、どんどんTVアニメの続編が劇場公開になっている作品が増えている理由がここにあるか。

劇場版でこそ、TVアニメでは制約が多すぎて諦めた、本当に描きたかった表現が描けるようになる・・・

あ、作内でときどき登場する乗り物、これモデルは姫路モノレールか。

大将軍駅のあるアパートは取り壊されちゃったっけね。

姫路城の観光に来たバス向けの駐車場に使うみたいだけどね。

車両は向ヶ丘遊園のモノレールでしたね。

でも、どっちも廃止されてるんじゃん!

で、これもまた現実的な話にはなってしまうんですが、部費を獲得するために全校生徒の前でのプレゼンがある、自分たちが表現にとことんこだわったアニメを上映しようと実際に制作をはじめたまではいいけれど、実際は簡単なようでものすごく高難度。

なにせ審査をするであろう教師陣からは映像研設立にあたってはアニメやCG作っている部活や同好会はもう存在していて内容がモロかぶりだから「(実写の)映像を作れ」と何度も口すっぱく言われてますからね。

でも、浅草氏や水崎さんが作りたいのは一貫してアニメで、プレゼンでもアニメを制作することで決まっている。

しかし、教師に納得の行くプレゼンをするにあたっては、実写映像を上映しないといけない、なぜなら、教師陣には映像研はアニメではなく実写の映像を作る部活として扱われているからだ。

映像研がアニメ上映したら教師陣から何しとんねんと言われるのは間違いないですから。

絶対にアニメが作りたい浅草氏と水崎に対し、当然映像研なんだから6~7分くらいの短編実写映像がプレゼンで上映されるであろうと認識をしている教師陣、この認識の相違をどうやって埋めるか、ここがマネージャー的役割な金森氏の腕のみせどころといったところになるか。

まあもう映像研の名でアニメを作っていることは教師陣にモロバレですから、そこまでハードルは高くなくてもいいのかしらね。

実写映像のくだりは教師陣からもすっかりなかったことにされてますしね。

プレゼン当日まであと55日なる短い期間で6分間程度の原作のないオリジナルのアニメーションを作っていく、でもって、刀を抜く作画をアニメーター(多分原画マンだと思うけど)が実際に模造刀をさやから抜くアクションをして動きを確かめていくように、人物の動きのある作画にはとことんこだわりを見せていきたい、脳内の妄想が爆発して暴走しがちな浅草氏と水崎氏ははたしてどこまで現実のスケジュールと折り合いがつけられるか、すべてのイメージを動かしたいなか、どの描写を泣く泣く諦めても全体の品質に問題がないと納得づけられるか。

そうなんだよ、大手ならまだしも、弱小アニメスタジオはお金もそうだけど、余裕のあるスケジュールが組めないんだよ・・・企画の段階ですでにデスマーチが確定してる作品を言い値で請けざるを得ないんだよ・・・

とある作品におけるラグビーの描写がキャラクターのアップ主体で人数が描けない、ラグビーになってない別なスポーツみたくなってるのもやはり無茶なスケジュールに原因があるんだよ・・・

(あの作品絶対2019年になってから日テレの鶴の一声であわてて企画したろ?)

水崎さんの住む世界の違いね、浅草氏がテレビ局から得たなけなしの3万円が水崎さんにとっては小3の頃の毎月のおこずかいだったり、モノレールには水崎さんがドアップで写された広告でジャックされていて、さらには、水崎さんは両隣に浅草氏と金森がいながらもファンの女の子から握手をお願いされ、人気タレントであることをまざまざと見せつけられる・・・

さらに、若干ほこりっぽい部屋の匂いがただよってきそうな西日の差す浅草氏の部屋・・・

部活動の外でもここまで人間臭さを出してくるとはな!

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