ランウェイで笑って第3話感想:感動のイベント、ランウェイで笑った




ランウェイで笑って第3話「ランウェイで笑って」の感想です。

第3話あらすじ

育人は千雪の父でファッションブランド「ミルネージュ」社長の紹介で柳田のアトリエに見習いとして働きはじめた、日本最大のファッションイベント、東京コレクションに参加することとなった柳田に育人も同行、しかし、モデルさんが一人来られなくなってしまい、代役としてきたのが千雪であった。

千雪は身長が低いためにもともと高身長なモデルさんの体格にあった衣装を着てもブカブカで不格好になってしまう、柳田は披露する衣装を1着減らそうとするがすでに何着披露するかを事前に公表するためにそれもできない、おまけに付き人の森山さんがコレクションの準備で多忙を極め積み重なった疲労で倒れてしまい動けるのが育人一人だけになってしまった。

そこで育人は衣装を1着、限られた時間の中で千雪の体格に合わせたものへと作り直すこととする・・・

今回ファッションブランドを立ち上げた柳田さんが披露する衣装のコンセプト、それは「自立した女性がかっこよく歩ける服」。

当然のことながら育人は柳田さんのこのコンセプトを破壊してはいけない、なぜなら、自分のファッションブランドではないから。

まずは千雪にとっては長くなってしまう衣装の裾を切ろうとするが・・・柳田さんの付き人である森山さん曰く、布が厚地なので裾を着ると始末に時間がかかるために切れない事が判明、そこで育人は使ったことはないタイプのミシンで始末をしようとする。

しかし、こんどは厚地の布にあったまち針が存在しなかった。

そんなピンチな状況が重なるなか、柳田のファッションブランドのお披露目が開始、千雪の登場時間はオーラスで13分後。

13分もあると言えばいいか、13分しかないと言えばいいか。

柳田さんのブランドを背負うプレッシャーで衣装をどうするかにだけ集中しすっかり回りが見えなくなってしまっている育人に千雪はこう言った、「私を見て、私に合う服を作るの得意でしょ」

千雪が言うその手も緊張で震えていた、千雪も一人のモデルとして柳田さんのブランドを背負っているからだ。

そこで、スタイルがよくてエネルギーにあふれている千雪のイメージに合うように動きのある服を作ることにした育人は衣装の内側にあるクッションを取り外し衣装の大半を大胆に切断して使ったことがないミシンを一発勝負でかけていく大きくイメチェンをさせていくも残りは5分、3分、1分となくなっていく。

残り時間がいよいよ0となり間に合わない・・・そんなギリギリな状況のなか、こんどはスタッフの判断によりBGMのテンポをスローにして各モデルが歩くスピードを落とすことで時間を引き伸ばして稼ぐ。

そんなボーナスタイムを得て完成した千雪の衣装、そして千雪もいよいよランウェイへと歩いていく。

千雪がランウェイに現れると観客は騒然とした、それはやはり千雪の身長が小さいことに起因していた。

それでも衣装が千雪のサイズと合っていることから、観客は柳田があえて背の低いモデル向けに意図的に制作したのではないかと考えるようになっていく。

しかし、柳田によるといま千雪がはいているヒールは一度折れているものだったことが判明。

案の定というか運悪くと言うかランウェイでヒールが折れて転んでしまった千雪、狙ったか狙ってないか、育人が作った衣装は転ぶと蝶のように舞う仕掛けが施されていた。

「育人め、あいつめ、私がいないと心もとないヘタレ男子のくせにムカつくくらい私の窮地を救っちゃうんだ」さんざんコーチから笑うなと指導されてきたランウェイで笑うタブーをおかしていても千雪には観客からの歓声とマスメディアからのフラッシュの嵐が巻き起こっていた。

無事に柳田さんのファッションブランドのお披露目は成功に終わるも、一方で育人には他のスタッフの女性から厳しいことを言われてしまう。

同じ頃、東京コレクションの取材に来ていた見習い編集者も千雪がランウェイで笑っている光景を見て、志願していた文芸部に異動できないか上司に交渉の場をセッティングする機会を作ってくれたのだった。

第3話感想

これまた見事な構成だ!

時間がかかる服の直しをモデルが歩いてるときの曲のテンポを遅くして歩く順番を最後にしてまで伸ばしてくれた他スタッフの最良の判断とともに、イベント終了後ひとり会場の外でタバコ吸ってるときに一瞬だけほんの、ほんの僅かに見せる柳田の笑みが特に見事だよ!

これで育人は巨大な1万ピースのジグソーパズルの最初の1ピースくらいは柳田にはめてもらえたんじゃないかな。

ただし、柳田が1万ピースすべてを埋めてくれるには今回の一件でも全然トラブル対処としては甘口な方で、長いデザイナーの下積みの中でこれ以上の仕事をする必要があることだけは・・・イベント終演後に発した女の手厳しい発言もあったし、もう彼なら知っているだろうよ。

転ぶと帳が舞うような仕掛けが施されている、偶然か意図的かその演出は千雪と育人は知らず知らずのうちに一人の若い女性の人生をも変えようとしている、その構成もバッチリでしたね。

ところで、背が高いモデルばかりが歩くランウェイに背が低い千雪がいる光景にロマサガ3の本物ロビンと偽ロビンを思い出してしまったのは私だけだろうか。

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