ランウェイで笑って第7話感想:向いているものとやりたいもの




ランウェイで笑って第7話「存在感(オーラ)」感想

第7話感想

ようやく千雪が会社に頭を下げて取ってきたモデルの仕事、しかしその現場には身長181cmのモデル、心の姿もあった。

今までの現場でも見てきたとおり、身長158cmの千雪は今回もスタッフから少々扱いづらい人材に見られていて撮影から外されそうになったりするけれど25cmヒールでカバーして撮影終了。

その帰り、心はマネージャーにモデルを辞めたいと涙ながらに訴えるシーンを目撃してしまうのであった。

いままでは育人の立場からデザイナーとしての心を見てきたんですが、今回は千雪の立場から見たモデルとしての心なるエピソードか。

身長181cm、それだけで存在感(オーラ)は抜群、それは背が低いけれどどうにか存在感を示そうとしている千雪だけでなく他の並のモデルでは到底生み出せないほど強大なもの。

他の人間は単なる心の存在感を引き立てるためだけの役目、彼女たちのオーラはどれだけあろうが顔をベールで覆い隠されてしまっただけでだれなのかは読者には一切明らかにされないほどちいさなもの。

心は実はデザイナー志望でモデルの仕事をマネージャーがうるさいから嫌々やらざるを得ない、視聴者や育人はその事を知っているけれど、千雪はこのモデルが心で、しかもデザイナー志望であることを知らないので自分には絶対に示せない存在感があるのにやる気がないだけの小娘にしか見えない。

そんなこともあってか現場は千雪も含め、心以外のモデルからは負のオーラがビンビンに湧き出ていてものすごくピリピリしていましたね。

千雪もモデルを辞めたいという心を見て一度ブチギレはしたものの、それでも日付が変わるとメンタルが完全に壊されずに完全ではなくとも8割方平穏に戻るんだからもはやバケモンだろ。

さてマネージャーの五十嵐さんはなぜ心をここまでモデルの道においておきたいと思うのか、それは、彼女も元モデルで、生き残るためにどんな手を使ってでもしがみついていたんだけど結局は才がなかったためにマネージャーへと転身した過去があったためだった。

そのため、五十嵐さんは担当している心に、なれるかどうかわからないデザイナーになるよりもいま高く評価されているモデルの仕事に集中するべきであると強く念を押していたのだ。

きつい言い方かも知れないが、同じ現場にいた千雪を始めてみた印象は「終わってる」、それはあの現場での様子を見て、千雪にはモデルとしてのオーラが致命的に備わってなかったと感じ取ったからだ。

間違ってない、間違ってないんですよ、今の時代は稼ぎ方が無数にあるから好きなこと、向いていることをすれば才能を発揮できる、しかしそれは同時に、好きなことで才能を発揮できるのであれば、嫌いなことをわざわざ無理してやる必要はないってことになりませんか五十嵐さん。

心であれば服が好きは好きでもデザイナーを志望していてモデルの仕事はあんまり好ましく思っていない、修行している「HAJIMEYANAGIDA」ではきついことを毎日言われるけれども日がな勉強していて芸華祭のコンテストでも二次予選を通過して育人のライバルとして並べるまでの腕はあるわけですから、デザイナーの道に進むことも選択肢に入れるべきではないだろうか。

五十嵐さんはモデルの道が向いてるんだからデザイナーの道を諦めろなんてどう見ても心のことはまったく見てなく、自分本位な考えをしてるよね。

とはいえ、五十嵐さんはミルネージュの雫とのつながりもできた、これが自身の考え方にどのような影響を及ぼしていくかは必見ですね。

後半はうってかわって育人のパートとなるわけですが、遠はなぜ独立をするのか、それはいま評価を受けている祖母路線を継ぐことを自身は嫌っていたからだった。

祖母の七光りのようなブランドではなく、切り離して自分の路線を貫き通したい、そう思い独立を決意しているのだ。

しかし世間からの評価はどうしても二世タレントのように母親、祖母の名前が先に出てくるのが現実、遠の場合は三世か、いずれにせよ、夢と現実の間でどうもがくか遠よ!

そしてあの言い回しだと育人のことをデザイナーではなくパタンナーとして評価している感じかな、パタンナーのほうが向いている、と。

パタンナーとはデザイナーがデザインした服を実際に型紙に起こす担当のこと、だから遠は育人とチームを組もうとした、HAJIMEYANAGIDAで最初育人は厳しい指導を受けたけれど、2度目でほぼ手直しがいらないパターンが起こせたんなら、チームを組んで自分がデザインして育人がパターンに起こせば最強の服が仕立て上がるのではないか、と。

そう見ると五十嵐さんは過去形、遠、育人、心の3人は現在進行系でまわりから向いていると評価されているものと自分自身が目指しているものが多かれ少なかれ違っている点に共通点がありましたね。

五十嵐さんは夢半ばで折れてしまったけれど現在進行系の3人は目指しているものをずっと貫き通せるか!?

・・・これ、ぼく勉でも見たことがありますし、実は少年漫画ではお決まりの設定?

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