世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する第11話「ホワイトデーに期待していた会社の同期…」感想
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第11話感想
すげえな、300kmったら東京から名古屋を越えた岐阜あたりまでの直線距離だぞ、その距離を魔法を使って数時間で走ったってことはどれだけ速く走ったんだ、新幹線並みではなくても京成スカイライナー並の速さは出てそう。
ちなみにスカイライナーの最高の速さは時速160km。
タルトのその魔法実際に現実にあったら私にもほしい、彼女同様に魔力切れるまで走ってみせるから。
タルトが流した涙の理由なんていちいち説明せんでもわかるだろう。
ルーグはずっとディア一筋であることを知っての涙なんだからな。
ディアの暗殺(名目上、その実死を偽装し救出すること)をルーグが引き受けたのもそれが理由だからね。
つまりはそういうことなんだからわざわざこちらで長ったらしく語ることもあるまい。
最初からルーグは迷うことなく決めてたんじゃないかな、この任務を受けることは。
ルーグも父親も明らかにディアの死を偽装することしかできることないしな。
本当に言いにくいことなんだけれどタルトは絶対に勝てない、なぜならディアは魔法の師匠であり心愛してる異性なのに対し、あくまでもタルトは便利な道具扱いだから。
道具扱いしてるからには使えなくなったら新しいのと取り替える、そのあとのことは知りません、ってのがいとも簡単にできてしまうってのもあるね。
もっとも、プロほど道具はこだわり抜いたものを選ぶものだし、愛着を持てば捨てられなくなるものなんだけどな。
理由もさっそく3つあげていたからな、その全てにおいてルーグがディアに恋愛感情を持っています!に結論づけられるものだらけだったけどね。
暗殺の仕事を引き受けた理由が親子揃って伯爵家への借りを返したりディアとの約束を果たすためだったりとどちらも100%私情なのがやはり親子だった。
さて、その暗殺任務の模様はいまのところルーグにとっては抜かりのない、口癖のように言っていたプラン通りの理想の展開が進み続けているがあまりにもすんなりいきすぎているもんだからそろそろどこかで想定外のことが起きてルーグの身に危険が及ぶって展開が待ち受けているはずなんだよな。
そんなにこのまますんなりとディアの救出が進むとは思えない。
ちなみにルーグがディアの死を偽装し領民をだますための女性の遺体はすでに戦地において見つけていて、若い女性の兵が選ばれているのでそこはご心配なく。
そのスムースにことを運ばせない不穏な存在としてやけに険しい表情をするマーハがいるしな、ルーグの側の人物ではあるけれども。
なにやらよからぬ情報を得てしまったようだがこの情報がルーグを一転して窮地に立たせてしまうのか。
どのようにルーグの任務は決着を迎えるんだろうか、目が離せないね。
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