RWBY 氷雪帝国第4話「Ice Queendom「氷雪帝国」」感想
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第4話感想
そらそもそもの性格合わないよ・・・ワイスは自分がグループのリーダーであることを望むISTJ(Si-Te-Fi-Ne)、ルビーは楽観的なENFP(Ne-Fi-Te-Si)、すべての心理機能が逆なんだもの。
※第3話の感想における性格分析が間違っているので後ほど修正します
そしてENFPがリーダーでしょ・・・この性格、楽観的であり突拍子もないアイディアを出しては周りを振り回すだけで実際のところグループリーダーには向いてないのよね、とくに責任感が強いISTJには絶対に相性が合わない、同じ環境にいると最初は良くみえていたとしてもどんどんENFPの言動の一つ一つがとにかく無責任に見えてきちゃう。
第3話の時点で現にそうなっている。
だからルビーが最初にできるとするなら、リコリス・リコイルの錦木千束(彼女もENFP)のようにまずは対話をすることくらいかなあ、ENFPは周りの環境において得た情報からアイディア出し能力クソ高いから対話からいろいろアイディアを引き出していったほうがいいかも、でもISTJ、保守的だから新しいことできないのよね。
あとはENFPやENTPに言えることなんだけど、上下関係が煩わしいと思っていて、リーダーに指名されてもリーダーになりたくないってのもあるかもしれない。
じゃあISTJがリーダーになったほうがいいのかというとそれもそれで問題があるのよね。
たしかにコツコツと努力を重ねてきたことで高いスキルを持ち合わせているうえ責任感の強さはリーダー向きだが伝統的な手法を行うこともメンバーにも求め、現実的な結果を求めるあまり予期せぬできごとが起きるとまるっきり対応ができずまごついてしまったりあんまり他人を信用していないからマジメじゃない人間を排除しようとしたりする。
なのでこの点が「考え方に問題がある」としてバッサリと先生に指摘されてしまう。
さて、そんな彼女たちの性格分析はここまでにしておいて、今回はルビーがグリム・ナイトメアに蝕まれてしまったワイスの夢の中に行き彼女を助ける展開なんだけど、ワイスが夢魔グリムに襲われてしまうこれも原因分かるんだよなあ~
これって、実際の会社でも高難易度の仕事をこなせる実力がある人よりもいろいろとおべっか使ったり何なりして周りの取引先や上司への世渡り上手の方ががうまく出世街道に乗っていくのに不満を持っている弱さをつけ込まれてしまったって話でしょ。
個人的には高難易度の仕事をこなせられる人物にリーダーは不向きだと思ってるけれどね。
なぜならリーダーは周辺の人物とよく折衝するから周りのことを見られる人のほうが向いている、そもそも使う能力がちがうのよ。
なので自分のほうが優秀だと思っていても、リーダーには向き不向きがある。
そのへんはルビーやワイスは学校通いはじめたばかりだから集団生活にそんなに慣れておらず未発達ってこともあるのかも。
実際に学校を卒業してハンターになったときに目の当たりにするかもしれないね。
彼女の夢の世界がさいしょは氷というよりも雪に閉ざされていたのは自分のことがだれにもわかってくれないからだろう、この描写はよく見かけるやつ。
これが吹雪いてたら拒絶反応。なんだけどそこまではいってない。
親による教育でホワイトファングをずっと憎悪しつつ敷かれたレール(人生)に乗らされていたけれど自分でそいつを壊したいがうまくいかないから迷路に入り込んでしまっているってところかなあ。
そしてやっぱり自由の象徴である都市に強いアーマーを多数配置してるあたり、自由な人生を送りたいけれど価値観が変えられることをガードしてるんだろうな、とくにホワイトファング周りね。
ISTJは周りの環境や価値観の変化には目一方弱くついていけないからENFPにむりやり飛び回られて扉をこじ開けられることさえも拒むのさ。
でも自由になるって、価値観の変化を受け入れないといけないのよね。
とはいえただ一つ言えるのって、現状、ルビーがワイスの夢の中の意識と対話できるほど関係深かったっけ?ってところ。
まだチームできてから間もないし、そもそもチームもたまたま即席でできあがったようなものだし、共同作業はすでに戦闘経験があるからいいんだけどそれでもルビーとヤン姉妹以外、4人とも他のメンバーのこと全然知らないだろ。
こういう展開ってもっとチームでの活動を通していろいろとメンバー内のリーダーへの不満が溜まっていってるところを夢魔につけ込まれてしまう、つまりはもっと後のほう、だいたい7話8話で描かれるようなエピソードよな。
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